なにわなんでも大阪検定

なにわなんでも大阪検定

なにわなんでも大阪検定は、大阪商工会議所が主催していたご当地検定で、通称「大阪検定」として親しまれていました。2009年6月21日に第1回が開催され、2022年12月11日の第13回をもって終了しました。

概要

この検定は、大阪が持つ歴史や文化の奥深さを再発見し、多様な魅力を知ってもらうことを目的としていました。第1回の申込者数は6410人、受験者数は5822人にのぼり、大阪市立大学などで実施されました。当時、大阪市長であった平松邦夫氏も3級を受験し、合格しています。

第2回からは、2級合格者を対象とした1級試験が追加され、大阪府立大学が試験会場となりました。前回に比べてイベント実施が自由になり、受験者同士の答え合わせ会や飲食・物販の催しものなども行われました。

第8回からは試験制度が変更され、「初級」と「上級」の試験となり、得点に応じて1級から4級が認定される方式となりました。試験会場は大阪府立大学、大阪工業大学、OMMビルの3会場でした。

出題範囲

試験では、大阪府域の歴史、文化、産業、食、観光、ことばなど、幅広い分野に関する知識が問われました。3級は公式テキストから80%程度、2級は公式テキストから60%程度が出題されました。

各級の概要

上級

試験形式: マークシート四者択一問題と記述問題（75問以内）
合格基準: 80点以上で1級、75～79点で準1級、50～74点で2級
受験料: 5,800円

初級

試験形式: マークシート四者択一問題（100問以内）
合格基準: 60点以上で3級、40～59点で4級
受験料: 3,800円

合格者特典

合格者には、海遊館や梅田スカイビル空中庭園展望台などの入場料割引といった特典が用意されていました。

公式テキスト

『大阪の教科書 大阪検定公式テキスト』 - 橋爪紳也・監修、創元社編集部・編、創元社 2009 ISBN 978-4-422-25054-0
『第1回 大阪の問題集 大阪検定公式公式出題・解説集』 - 橋爪紳也・監修、創元社編集部・編、創元社 2010 ISBN 978-4-422-25066-3

関連項目

ご当地検定

外部リンク

なにわなんでも大阪検定 - 公式HP
* 大阪商工会議所 - 主催者HP

もう一度検索