音楽番組『なまおん』の概要
『なまおん』は
札幌テレビ放送(STV)で放送された
音楽番組で、
2006年1月から
2008年3月までの約2年間にわたり、毎週
土曜日の深夜に放送されていました。本番組は、前番組の『EDiT TV』の後を受けてスタートし、その後は『WE!TV』に引き継がれました。番組タイトルの「なまおん」は、北海道の方言で「なまらいいおんがく」の略称であり、地域の音楽文化を反映した内容が特徴です。
放送期間と時間
『なまおん』は、
2006年の
1月14日に初回放送が行われ、
2008年の
3月29日までの放送が続きました。初年度は、毎週
土曜日の25:40から26:10までの30分間放送されていましたが、
2007年からは放送時間が前倒しされ、24:55から25:25に変更されました。この時間帯は、
音楽番組としての特性を活かし、深夜という落ち着いた時間に多くの音楽ファンに向けた内容が展開されました。
出演者と特派員
番組には多彩な出演者が登場し、視聴者を楽しませました。STVのアナウンサーである吉川典雄と宮田愛子がメインキャストとして活躍しました。宮田は
2007年の放送から参加し、その独自の視点で番組を盛り上げました。また、愛華やれいなといった当時のMARIAメンバーも出演し、曲の紹介やトークを行うなど、視覚と聴覚の両方を楽しませる工夫がなされていました。
特派員としては、中村豪(
やるせなす)が東京からの情報を提供し、現地の音楽シーンをリサーチして番組に彩りを加えました。特派員制度を取り入れることで、視聴者はより多角的な音楽情報を得ることができるようになりました。
番組内容と関連番組
『なまおん』は、音楽情報やパフォーマンスを中心にした内容で、時折特別ゲストを招くこともありました。また、視聴者の投票で選ばれた楽曲を紹介するコーナーや、旬なアーティストをフィーチャーする企画も盛り込まれていました。音楽愛好者にとっては、新たな音楽を発見する貴重な機会となったことでしょう。
関連番組には、『What's New?+Cute』や『音!故知新』といった
音楽番組があり、特に『
COUNT DOWN TV|COUNT_DOWN_TV』との放送時間が競合していたため、視聴者の奪い合いも注目されるポイントでした。また、ABCテレビの『ミューパラ特区』とも共通点があり、過去のヒット曲を振り返るような企画も行われていました。
終わりに
『なまおん』はその
音楽番組としての特性や出演者の魅力、地域とのつながりを持ちながら放送され、多くの視聴者に愛されてきました。札幌の音楽シーンを広く紹介することで、地域の音楽文化の発展にも寄与したこの番組は、今でも多くの人々の記憶に残っています。