なるあすく

なるあすく

なるあすく（1979年9月17日生まれ、血液型A型）は、日本を代表する男性漫画家の一人です。現在は既婚であり、自身の生まれ育った地であり現在も生活の拠点とする東京都武蔵村山市への貢献も積極的に行っています。具体的には、同市の魅力向上を目的とした推進キャラクター「むむちゃん」のデザインを手がけており、地元愛あふれる活動でも知られています。

また、漫画業界における活動基盤として、公益社団法人日本漫画家協会やRouteMといった団体に所属しています。主な活動の場の一つとして、漫画アプリ『GANMA!』での連載を長年にわたり行ってきました。

経歴

なるあすく氏は5歳頃から武蔵村山市で暮らしており、幼少期から絵を描くことに強い興味を持っていました。漫画家になることを意識し始めたのは小学校高学年の頃で、この頃から漫画を描くための道具を少しずつ集め始めるなど、具体的な準備を進めていました。高校時代にはアニメーション研究会に所属し、顧問の先生の推薦を受けて応募した学生向け漫画コンテストで見事受賞を果たしており、この時期に将来への確かな手応えを感じたと考えられます。

漫画専門学校で専門的な技術と知識を学んだ後、アンソロジーコミックで商業誌デビューを飾りました。その後も、ウェブ漫画やアンソロジーコミックなどで精力的に作品を発表し、キャリアを積み上げていきました。

2013年12月からは、漫画アプリ『GANMA!』にて代表作の一つとなる『武蔵くんと村山さんは付き合ってみた。』の連載を開始し、多くの読者から支持を得ました。この作品は2018年12月に完結しています。続く2014年10月には同じくGANMA!で『ひとコマGANMA!』の連載を開始し、こちらは2016年2月まで連載されました。2019年5月からは『やすらのキッチン』、2020年5月からは『となりの遠距離恋愛』と、立て続けに新作をGANMA!で発表。『となりの遠距離恋愛』は2021年3月に単巻の電子書籍として配信されました。さらに2021年5月18日からは『ベランピング! 〜ベランダでキャンプしてみた〜』の連載がGANMA!でスタートするなど、同プラットフォームでの活動は非常に活発でした。

しかし、2022年5月1日をもってGANMA!との専属作家契約を解消し、フリーランスとしての活動を開始しました。これにより、GANMA!以外の様々な電子書籍プラットフォームでも作品が配信されるようになり、読者層をさらに拡大させています。フリー転向後もその才能は衰えることなく、ドラゴンエイジ編集部が主催する『Twitter月例賞「#ホメバコ」』の2022年7月期において、作品『あくまちゃん』で金賞を受賞するなど、高い評価を受けています。

書籍化作品

なるあすく氏の作品は、紙媒体および電子媒体で多数刊行されています。

紙書籍

『ナン様とレン』（電撃コミックスEX〈アスキー・メディアワークス〉、2012年8月刊行）
『じょしよん』（星海社COMICS〈星海社〉、2015年2月刊行）
『武蔵くんと村山さんは付き合ってみた。』シリーズ（アース・スターコミックス〈アース・スターエンターテイメント〉、2015年6月～2016年10月刊行、全5巻）
『本が好き子さん』（太田出版、2015年11月刊行）

電子書籍

『やすらのキッチン』（GANMA!〈GANMA!〉、2020年4月配信、全2巻）
『となりの遠距離恋愛』（GANMA!〈GANMA!〉、2021年3月配信）
『学園LikeLoveLife』（Jコミックテラス、2021年6月配信、全3巻）
『まちのゆ』（Jコミックテラス、2021年6月配信）
『なるあすく短編作品集』（Jコミックテラス、2021年7月配信）
『ベランピング! 〜ベランダでキャンプしてみた〜』（GANMA!〈GANMA!〉、2022年2月～8月配信、全2巻）

なるあすく氏は、ウェブ漫画やアプリでの活動を中心に、幅広いジャンルで 독창的な作品を生み出し続けており、今後のさらなる活躍が期待される漫画家です。

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