はちゃ丸

はちゃ丸の紹介

はちゃ丸（はちゃまる）は、岐阜放送（ぎふチャン・GBS）の元公式キャラクターです。彼は2005年の春に、地上デジタル放送の開始を記念して誕生しました。このキャラクターのデザインは、絵本作家の高畠純によって手がけられました。

名前の由来と意義

が岐阜放送では、キャラクター自体は制作されていたものの、名称が未決定でした。このため、一般から名前を募集することになり、その結果「はちゃ丸」と名付けられました。この名前の背後には特別な意味が隠されています。「はち」は岐阜チャンのデジタル放送におけるチャンネル番号「8」を指し、「ちゃ」は「茶の間」を表現します。「まる」は「家族だんらん」を示唆しているのです。つまり、「茶の間で、家族が揃って8チャンネルを見てほしい」という願いが込められているのです。

テレビでの登場

はちゃ丸は、様々なテレビ番組に登場しました。特に『ぎふ情報クリック!』や『岐阜テレビ ダイナミックナイター』のオープニングとエンディングのアニメーションに顔を出していました。また、地上デジタル放送ではデータ放送の右上隅にもその姿を見ることができます。しかし、残念ながら一部のテレビでは彼の姿が見えない場合がありました。

2011年の地上デジタル放送完全移行に際しては、番組に差し替えられる提供画面がブルーバックから彼のイラストに切り替わるなど、デザインも更新されました。特に2008年からは、提供画面の背景に要所要所で彼のイラストが使われるようになりました。この期間中、はちゃ丸は地上デジタル放送のウォーターマークにも用いられ、岐阜放送の顔として広く認知されることになりました。

CM出演

キャラクターの名前が未定の間には、その名称募集をPRするCMにも出演しており、2006年以降は東海エリアの各局で共同制作されたCMでも見かけることができました。特に名古屋制作の番組では、全国的にその姿を知ることができました。

その他の登場

はちゃ丸は、今小町にあった岐阜放送本社の壁面画にも使用されており、その可愛らしい姿は多くの人々の記憶に残っています。また、彼のイラストはクリアファイルや岐阜放送の公式グッズ、コートなどにも広く使われています。さらに、岐阜駅前のメディアステーションでも、その姿を頻繁に見ることができ、地域のシンボル的存在となっていました。

降板とその後

はちゃ丸は2011年7月24日に、アナログ放送の終了と新キャラクター「UPるんチャン」の登場に伴い、岐阜放送の公式キャラクターとしての任務を終えました。尽きることのない人気を誇るこのキャラクターは、今もなお多くの岐阜市民に愛され続けています。

他のテレビ局のマスコットキャラクター

はちゃ丸は岐阜放送のマスコットキャラクターですが、名古屋地区の他のテレビ局にもそれぞれのお気に入りキャラクターが存在します。例えば名古屋放送の「むねハルくん」や、CBCテレビの「ころんちゃん」など、地域に根付いたキャラクターたちがいます。彼らもまた、それぞれの放送局の魅力を引き立てる重要な存在となっています。

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