はるかな旅へ

ゴダイゴのシングル「はるかな旅へ」

「はるかな旅へ」は、1979年6月に日本のロックバンド・ゴダイゴによって発表されたシングルです。この楽曲は、バンドのアルバム『OUR DECADE』のリリースに先立ってシングルとして切り出され、その魅力で多くのファンを惹きつけました。

この楽曲は、別名として『「アバランチ・エクスプレス」愛のテーマ』を持っており、情緒豊かなメロディと歌詞が印象的です。B面に収録された「TRY TO WAKE UP TO A MORNING」は、歌詞がジャケットには記載されていないものの、A面の「はるかな旅へ」に対し日本語訳が付けられています。この曲の制作には、ミッキー吉野が編曲を手掛けており、楽曲全体に彼の独自のセンスが引き立っています。

しかしながら、商業的な成功は期待されたほどではなく、売上は芳しくありませんでした。リーダーのミッキー吉野によると、当初は「はるかな旅へ」のみがA面として販売されていましたが、その後「TRY TO WAKE UP TO A MORNING」も両A面としてフィーチャーされるようになりました。それでも、売上に大きな変化は見られなかったとのことです。

この曲は、特に1979年に開催された第2回「24時間テレビ 愛は地球を救う」のメインテーマとしても利用され、大勢の人々に親しまれました。時を経て、1999年には「天才てれびくんワイド」のコーナー「ミュージックてれびくん（MTK）」で、タケカワユキヒデによって補作詞が加えられ、日本語バージョンも披露されました。この公演には、橋田紘緒、福田亮太、須田泰大が参加し、多くの視聴者に感動を与えました。

タケカワ自身も、その後のソロコンサートなどで「はるかな旅へ」を披露し、往年の名曲としての地位を確立しています。楽曲の背景や関連情報からも、この曲が多くの人に愛され続けている理由が伺えます。

収録曲

1. はるかな旅へ（WHERE'LL WE GO FROM NOW） - 3:47
作詞：奈良橋陽子／作曲：タケカワユキヒデ／編曲：ミッキー吉野

2. トライ・トゥ・ウェイク・アップ・トゥ・ア・モーニング（TRY TO WAKE UP TO A MORNING） - 3:42
作詞：奈良橋陽子／作曲・編曲：ミッキー吉野

「はるかな旅へ」は、リリースから数十年を経てもなお、多くの音楽ファンから愛されている魅力的な作品の一つです。

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