ばりすご☆ボイガー7

『ばりすご☆ボイガー7』の全貌

『ばりすご☆ボイガー7』は、2001年から2009年まで放送されていた子供向けローカルバラエティ番組で、九州のTVQで毎週金曜日の18:30から19:00に放送されていました。また、スカパー!e2のインターローカルTVでも視聴できました。この番組は、地域の小中学生とレギュラーメンバーが共に問題を解決したり、夢の実現に挑戦する様子を描いていました。

番組名の由来

番組名の「ばりすご」という言葉は、博多弁で「とても凄い」という意味を持ち、「ボイガー」は「ボーイズ&ガールズ」の略語です。また、数字の「7」は、放送開始当初に土曜日の朝7:00からの放送だった名残りを示しており、さらに2006年にデジタル放送が始まった際のTVQのリモコンキーID「7」にも関連しています。放送時間はその後変更され、2006年4月からは金曜日の18:30からの放送に切り替わりました。

内容と企画

番組の内容は、レギュラー陣と地元の子供たちが共に様々な疑問を解決したり、特定の挑戦に取り組むものでした。夢を叶える企画に加え、挑戦的な企画や対抗戦も行われました。例えば、「田中選手北京オリンピックへの道」や「3923のひとり探検隊」などがあり、特に学校対抗のバトル企画や、ユニークなチャレンジ企画が話題を呼びました。これらの人気企画は、後の新番組『ばりすごMAX』にも引き継がれました。

出演者

レギュラーメンバーには、番組開始から活躍した杉山39や嶋本えみ（エミリー）、ケンケン、田中里美（元・さーちゃん）などが名を連ね、彼らは各々独自のキャラクターを持ち寄って視聴者を楽しませました。加えて、一時期から加入したメンバーには、背の高いゴンを擁するビックスモールンや、高校生モデルの田中美月、さらにゲンゲンや福本清子（キョン）、スポーツアドバイザーのヤマムーチョなどが存在しました。これらの人々は、番組を多様で魅力的なものにしていました。

特別ゲストとコラボレーション

『ばりすご☆ボイガー7』は定期的に特別ゲストも招いており、特に人気のあるアーティストw-inds.は福岡でのキャンペーン時には特別出演を果たしました。また、福岡ソフトバンクホークスの選手が登場することも多く、ヤフードームでのロケは視聴者からも人気を集めました。さらに、系列キー局であるテレビ東京制作の『おはスタ』とのコラボレーションも見られ、福岡の特別生中継では3923とケンケンが登場しました。

終焉とその後

2009年3月27日に放送が終了するまで、番組は地元の子供たちに愛され、様々な楽しい企画を通じて親しみやすい存在となっていました。放送終了後も、名残を惜しむ声が多く、新番組『ばりすごMAX』としてその精神は引き継がれていきました。地域に根ざした活動と多彩な企画で、多くの視聴者に影響を与えた『ばりすご☆ボイガー7』は、九州地方の子供向けエンターテインメントの先駆けとして、今でも愛され続けています。

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