ぱんだソフト

ぱんだソフト（Panda-Soft）について

ぱんだソフトは、株式会社P.K.WORKSによって立ち上げられたゲームブランドです。東京都渋谷区に開発室を構え、同社の風見奏太を中心としたチームが創り上げています。チームには経理担当の櫻井響子、プログラミングを担当する林杏、広報を務める三日月琴葉などが在籍しており、さらには外部からの協力スタッフも加わる形で作品が開発されています。

沿革とデビュー作

ぱんだソフトの第一作目は『新聞物語』で、2017年8月3日に体験版が、2018年4月14日に完成版が発売されました。この作品では、声優をオーディションサイトで募集したところ、600件以上の応募がありました。その結果、制作チームは声優ワークショップを独自に運営することを決定し、これ以降の作品においてもワークショップ生からキャスティングを行う仕組みを採用しています。

ぱんだソフトのブランド名には、「幅広い世代に愛されているパンダ」という動物の存在がリスペクトされています。このようにして選ばれたパンダという名称は、親しみやすさを象徴しています。

特徴と制作スタイル

ぱんだソフトの最大の特徴は、制作過程における参加型の声優選出システムです。企画は全メンバーが意見を出し合いながら進められ、外部ディレクターを交えて制作が行われることで、将来の作品についても考慮されながら常に進行しています。また、テーマとして「共に成長」が掲げられており、これは声優ワークショップ生と制作チーム、運営陣が共に成長していくことを意味しています。

メインタイトル作品

• - 新聞物語: 最初の作品であり、2018年に完成版がリリースされました。Appleの有料アプリランキングでは最高3位を記録し、舞台化もされています。
• - シスターコンプレックス: 続く第2作で、2019年に完成版が発売され、ワークショップ一期生の神藤ゆずかがメインヒロインを演じました。
• - バースオブブレイバー: 2020年に完成版が発売され、主人公はワークショップ生のキャラクターです。
• - ボクを落とそうとするキミを落とす: 2021年にリリースされた第4作です。
• - 幼い書けない喋らない〜怪死の約束〜: 2025年にリリース予定の第5作です。

ショートタイトル作品

さらに、ぱんだソフトはショートタイトルの作品も展開しています。これには『デイズ』や『だれも知らないはなし』などが含まれ、独自のストーリーやキャラクターが展開されています。

制作チームと外部スタッフ

制作チームには、風見奏太がプロデュースを担当し、経理やプログラム、広報などの専門家が揃っています。また、一部のスタッフは外部からの協力を得ることで、より多様な視点を作品に取り入れています。

ぱんだフェスタ

毎年開催される「ぱんだフェスタ」では、制作チームやワークショップ生によるイベントが行われており、作品の朗読劇などが披露される場として多くのファンに親しまれています。これにより、ブランドのファンとのつながりも深まっています。

渋谷愛ビジョン

2021年からは渋谷駅前の大型テレビジョンでも、ぱんだソフトのCMが放映されることが決定し、そのナレーションもワークショップ生が担当しています。

まとめ

このようにぱんだソフトは、声優ワークショップを活用した独特のキャスティング方法と、参加型の制作スタイルによって、多彩なゲーム作品を生み出しています。今後の展開にも期待が高まります。

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