ひとりキャンプで食って寝る

ひとりキャンプで食って寝る

『ひとりキャンプで食って寝る』は、2019年10月から12月にかけてテレビ東京のドラマ25枠で放送されたテレビドラマです。

概要

このドラマの特徴は、奇数話と偶数話で主演と監督が交代する点です。奇数話は大木健人役の三浦貴大が主演、横浜聡子が監督を務め、偶数話は七子役の夏帆が主演、冨永昌敬が監督を務めるという、隔週ダブル主演形式で「ひとりキャンプ」の様子が描かれます。

大まかなストーリーとしては、健人編ではキャンプを通して失恋の痛手を癒していく過程が描かれ、七子編では彼女が淡々とソロキャンプを楽しむ様子が、独特の空気感で表現されています。

登場人物

大木健人

演 - 三浦貴大

奇数話の主人公。缶詰や簡単な食材を使い、工夫を凝らしたアレンジ料理をキャンプで楽しむ。彼の主役回では、ナレーションも担当しています。

失恋のショックから立ち直れずにいましたが、11話で出会った剛田の助言を受け、過去の未練を断ち切り、元彼女からの手紙を焼き捨てることで新たな一歩を踏み出します。

七子

演 - 夏帆

偶数話の主人公。友人の宏美とキャンプに来る予定でしたが、宏美が急遽帰ってしまったため、ソロキャンプに挑戦することになります。食材は主に現地で調達し、魚や植物に話しかけるなど、独特な世界観を持っています。普段は穏やかな口調ですが、宏美のSNSに対しては辛辣な一面も。

七子の回にはナレーションはありません。

ゲスト

奇数話

伊狩 守 演 - 渋川清彦
健人がキャンプ場で出会う無口な男。健人に手作りの燻製料理を分け与えます。
井上あかり 演 - 北香那
ニンニク農家の娘。大家族で暮らしており、マタギの免許も持っています。訛りが強く、ギャル風の容姿をしています。
店員 演 - 宇野祥平
アウトドアショップの店員。
高田武志 演 - 福士誠治
健人の友人。台風が接近する中、自宅で一人キャンプをしていた健人のもとに押しかけます。社交的ですが、どこか自分勝手な面も。
遠藤早希 演 - 黒川芽以
健人が飲み会で知り合い、キャンプデートをすることになる女性。
鈴村 徹 演 - 田口トモロヲ
健人が勤務する会社の上司。かつて妻と娘のためにカレー作りの腕を磨いていましたが、離婚して現在は独身。
剛田 巌 演 - 仲本工事
キャンプ場で健人が出会う男性。妻を亡くし、供養のためにキャンプに来ていました。健人と同じく缶詰愛好家。
理恵子 声 - 平岡千代
健人の元彼女。声のみの出演。「貴方には私が決して踏み込めない宇宙がある」という手紙を残して去っていきました。

偶数話

宏美 演 - 朝倉あき
七子の友人。キャンプ中に車の鍵をなくし、車内に置いていた肉が食べられなくなったため、一人で帰ってしまいます。後に鍵が見つかり、七子に謝罪し迎えに来ます。12話では鰻に釣られて再びキャンプに参加します。
久丸 演 - 坂東龍汰
七子が山菜採りの途中で助けたお婆さんの孫。12話では鰻を逃し、宏美と七子から責められます。
宗太 演 - 青山和也
磯で出会ったカニを獲っている中学生。
由紀 演 - 柳英里紗
健介の部下。社内では愛想が良く人気があり、「キュートちゃん」と呼ばれています。
健介 演 - 川瀬陽太
由紀の上司。由紀に積極的にコミュニケーションを取ろうとしますが、煙たがられています。釣りの経験が豊富で何かと世話を焼こうとしますが、実力が伴っていません。
順平 演 - 中島歩
冬子の彼氏。自分を持っておらず、「人が一人で生きていけると思うのか」と冬子に言い、反論されます。
冬子 演 - 山下リオ
熟練のソロキャンパー。順平にキャンプに付いてこられたことで、ケンカになります。

スタッフ

脚本: 冨永昌敬、保坂大輔、飯塚花笑
監督: 冨永昌敬、横浜聡子
音楽: 荘子it（Dos Monos）
主題歌: Yogee New Waves「to the moon」
ナレーション: 小島秀公（テレビ東京アナウンサー）
プロデューサー: 大和健太郎、滝山直史、横山蘭平
制作: テレビ東京、東京テアトル
* 製作著作: 「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会

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