ひるどき四国

『ひるどき四国』について

『ひるどき四国』は、2020年3月30日から2025年3月14日まで、NHK松山放送局が四国地方向けに放送していた地域情報番組です。この番組は、以前放送されていた『四国 おひるのクローバー』をリニューアルし、短縮した形でスタートしました。

番組の概要

『ひるどき四国』の放送は平日の12:00まで行われ、放送枠の中で日々の地域情報やニュース、イベントなどを幅広く紹介しました。特に、金曜日は松山からの放送として位置づけられ、多様な地域の視点を提供しました。しかし、2022年3月11日をもって愛媛、香川、徳島では金曜の地域番組が終了し、高知のみが独自の『ひるどき高知』を続けることとなりました。この決定により、各県の情報が集約され、松山発の一元化が図られました。

番組そのものは12:00までの放送でしたが、EPG（電子番組ガイド）では11:54から12:00の時間帯は『気象情報』として扱われ、以前の『おひるのクローバー』からの流れを引き継いでいます。しかし、2025年3月14日の放送が、急遽設定された国会中継により納期前倒しで最終回となり、長きにわたった独自の昼前情報番組は、ここで終了を迎えることとなりました。

放送時間と特異なルール

『ひるどき四国』の放送時間は、平日11:45から12:00までで、11:54からは全国の気象情報がネット配信されていました。また、祝日や年末年始、特別中継がある際には放送は休止、金曜日の高知局はそのまま『ひるどき高知』に切り替えられる形式を採っていました。さらに、毎月1日（ただし1月は4日）には、緊急警報放送の試験信号が送出されるため、通常の放送が1分短縮される特例もありました。

出演者について

『ひるどき四国』には、隔週で出演する國武唯奈と井本千晶が担当していました。この他に、金曜日の『ひるどき高知』の出演者には蟹江実来という気象予報士が名を連ねていました。また、過去には近江由佳、屋野愛音、露口奈々、矢島夏など多くの演者がこの番組に関与していたことでも知られています。さらに、気象予報士や地域に特化したキャスターの配置により、視聴者に信頼性のある情報を届ける努力がなされていました。

最後に

番組『ひるどき四国』は、四国の地域密着型の情報提供の一翼を担った重要な放送でした。その終了は多くの視聴者にとって一つの時代の終焉を意味し、地域情報の一元化とともに新たな放送の形態が試みられることとなります。今後の情報提供の在り方がどのように変わっていくのか、注目されるところです。

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