ひろしま農業協同組合

ひろしま農業協同組合について

ひろしま農業協同組合（通称：JAひろしま）は広島県東広島市に本店を構え、2023年4月1日に設立されました。この新しい農業協同組合は、県内に存在する9つの農協が統合することで誕生したものです。設立当初の計画では、13の農協すべての参加を目指していましたが、実際にはJA広島市、JA尾道市、JA広島ゆたか、JA福山市の4つの農協が参加を見送る形となりました。代表的な地域の集まりとして新設合併方式が採用され、合併した農協の権利義務が新たな法人に引き継がれました。

目的と活動

JAひろしまは、地域農業の振興と、地域住民の生活向上を目的とした活動を中心にしています。具体的には、農産物の生産支援、流通促進、販売などを通じて、地域経済の活性化を図っています。また、農業に関する知識や技術の普及にも力を入れており、地元の農家と協力して研修やイベントを開催しています。

組織構成

合併前のそれぞれの農協は地域本部として再編成され、営業店舗は「○○支店」という名前に変更されました。この変更により、地域ごとに特化したサービスを提供できるようになっています。また、地域本部にはそれぞれ担当の常務理事が配置されており、二年目以降は地域営農経済センターに移行します。これにより、農業者のニーズに応じたきめ細かな対応が可能になります。

本店は旧JA広島中央の本店に設置され、金融機関コードは旧法人のもの（7994）が引き継がれました。初代の代表理事組合長には、旧JA呉の代表理事組合長であった三戸正宏が就任しました。

沿革のハイライト

2023年4月1日

ひろしま農業協同組合が設立されました。この日から新たな組織がスタートしました。

2024年の重要な出来事

• - 3月23日: 地域本部制度の廃止に伴い、一部の信用店舗が統合されました。具体的には、複数の地域本部支店が各支店に統合されていきました。
• - 4月1日: 地域本部が廃止され、地域営農経済センターと統括基幹店に再編されました。これにより、組織の効率化が期待されています。
• - 6月25日: 新たに田中義彦が第二代目の代表理事組合長に就任しました。

事業区域と関連組織

JAひろしまの事業区域は、合併に参加しない4つの農協を除く広島県全域に広がっており、大規模な農業支援体制が構築されています。現在では本店1店舗を中心に地域統括が行われ、91カ所の支店が存在しています。

関連会社

JAひろしまは、以下の関連会社を持っています：

• - 株式会社呉コープ
• - 株式会社広島中央クミアイ燃料
• - 株式会社三次クミアイ燃料
• - 株式会社JAアグリ三次
• - 株式会社ジェイエイアスク

労働組合と組織

JAひろしまは、労働者の権利を守るために独自の労働組合を持っています。これにより職員が安全かつ安心して働ける環境を整える努力をしています。

結論

ひろしま農業協同組合は、地域の農業を支える重要な組織として、多くの農家を支援しています。広島県内における農業の発展に寄与するため、これからもさまざまな取り組みをすすめていくことが期待されています。

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