ふるさとウォッチングTV さとッチ!

『ふるさとウォッチングTV さとッチ!』

2003年7月4日から2011年6月24日まで、新潟テレビ21で毎週金曜日の19:54から20:00まで放送された『ふるさとウォッチングTV さとッチ!』は、新潟県の地域情報を広く伝えることを目的とした情報番組です。全404回の放送が行われ、多くの視聴者に親しまれました。この番組は東京電力柏崎刈羽原子力発電所の一社提供により支えられていましたが、放送中に様々な出来事がありました。

番組の内容

この番組では、新潟出身のナビゲーターが進行役となり、県内で発生するイベントやニュースを視聴者に紹介。1回あたりの放送では通常1人のナビゲーターが担当し、時には2人または3人が出演することもありました。地域に密着した情報提供を行い、新潟の魅力を引き出す内容が特徴的でした。

主な出演者

『さとッチ!』には数名のナビゲーターが登場しました。番組開始当初から出演していた相沢まきをはじめ、関めぐみ、山口日記、小川麻琴、高山侑子といった多彩なキャストがそれぞれの個性を発揮していました。彼女たちは、新潟県の魅力をわかりやすく視聴者に伝える役割を果たしました。

震災の影響

2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、番組は当日から3月中まで休止することになりました。4月からは放送が再開されましたが、柏崎刈羽原子力発電所がスポンサーであるため、最後の放送までCMやスポンサー紹介は行われませんでした。このことは、番組の運営や内容にも影響を与えましたが、視聴者の懸念を受けて新たな形での地域情報の提供が模索されました。

書籍の出版

『さとッチ!』に関する書籍も出版されており、2011年6月4日には「さとッチ!的 新潟遊び場ウォッチング」というタイトルでリリースされました。ISBNは978-4-905433-00-2で、番組の内容を反映した新潟の観光スポットや楽しみ方を紹介しています。

まとめ

『ふるさとウォッチングTV さとッチ!』は新潟に特化した情報を提供し、地域のイベントや魅力を発信する重要な役割を果たしました。多くの視聴者に愛される番組として、地域の絆を深める一助となりました。放送を通じて多くの新潟県民が地元の良さを再発見し、共有する機会を得たことは無視できない事実です。その存在は今もなお新潟の文化の一部として心に残っています。

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