ぶちぬき

『ぶちぬき』概要

『ぶちぬき』は、2005年4月4日から2006年3月24日までテレビ東京で放送された公開バラエティ番組です。この番組は毎週月曜日から金曜日の17:25から18:00まで生放送されていました。

放送スタイル

『ぶちぬき』の特徴は、若手芸人が司会を務めた前の番組『シブスタ』とは異なり、吉本興業に所属する中堅人気お笑いコンビがメインMCを担当していたことです。具体的には、ガレッジセール、ココリコ、雨上がり決死隊、極楽とんぼ、ロンドンブーツ1号2号の5組が週ごとに番組を引っ張りました。番組は引き続き渋谷BOXXで公開生放送という形式を取り、一部の女性レギュラーやスポンサーは前番組から引き続き参加していました。

姉妹番組と特別企画

深夜には『ぷっちNUKI』という関連番組が放送されていました。また、2005年8月30日には、 MCたちがそれぞれ別の芸人の実家を訪問し親孝行をする特別企画『田舎に帰ろう 勝手に親孝行スペシャル』がゴールデンタイムに放送され、視聴者の好評を得ました。続いて、2006年1月9日には『芸人いい旅ふたり旅〜2人っきりで旅なんて久しぶりじゃんSP』と題した、MCたちが疲れを癒す旅を回る企画もゴールデンタイムで放送されました。

番組の終了と後継番組

『ぶちぬき』は2006年3月24日に「ぶちぬきロンブー」回をもって終了しました。その後、同じく吉本の芸人たちが出演する後継番組『スキバラ』が2006年から2009年まで放送されることになりました。また、18時30分枠には新しいアニメ番組「アニメ530」が設けられました。

この番組は生放送と謳われていましたが、ある回ではMCが挨拶を間違え、その様子がそのまま放送されるハプニングもあり、本来の録画放送であることが明らかになりました。

司会者

『ぶちぬき』の司会者は週ごとに異なりました。月曜日はガレッジセールと安めぐみ、浜田翔子が、火曜日はココリコ、鈴木なお、鈴木あきえが、そして水曜日には雨上がり決死隊、小倉優子、大網亜矢乃、木曜日には極楽とんぼ、森下千里、奥谷侑加、金曜日にはロンドンブーツ1号2号、安田美沙子、夏川純が担当しました。

ネット局とディスコグラフィー

『ぶちぬき』は全国放送ではなく、いくつかのネット局によってタイムラグ放送されていました。例えば、テレビ愛知では深夜に時間差ネットが行われており、火曜日と金曜日については、既存のスポンサーの関係で一部放送が行われていませんでした。また、金曜日の『ぶちぬきロンブー』内で行われた「昭和の名曲アレンジ」企画は、楽しさと訴求力を高める試みとして、観衆に強く支持されました。

まとめ

『ぶちぬき』は、多彩な企画と人気芸人たちのユーモアを盛り込みながら、視聴者に楽しさを提供したバラエティ番組でした。放送終了後も、その影響を受けた後継番組が続くなど、日本のバラエティ界において重要な役割を果たしました。

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