ぶちラジ!

ウエストランドのぶちラジ！：詳細解説

2011年9月15日にスタートした『ウエストランドのぶちラジ！』は、お笑いコンビ・ウエストランド（井口浩之、河本太）がパーソナリティを務める人気ラジオ番組です。YouTubeとPodcastで配信され、自由奔放なトークとリスナー参加型のコーナーが特徴で、多くのファンを魅了しています。

番組概要

毎週木曜20時にYouTubeで更新される約30分の番組で、Podcastでも音声版が配信されています。一般的なラジオ番組と同様に、オープニングトーク、コーナー紹介、そしてエンディングという構成で進行します。リスナーからの投稿を募集しており、採用されるとオリジナルステッカーがプレゼントされます。以前は河本さんのギャグやコーナーで締めくくられることもありました。

番組の起源は、タイタン所属の同期である日本エレキテル連合がUstreamで生配信していた番組『キてる動画をつくる会』内の企画「ウエストランドのおもながい話」です。日本エレキテル連合が買い出しに行っている間、ウエストランドの2人が約20分間トークをつないでいたことが発端でした。

配信媒体は当初Ustreamでしたが、その後ニコニコ動画、YouTube Liveへと移行。メンバーやスタッフの都合で配信が困難になる週もあったため、現在は事前に収録したものを配信しています。スタッフのアイデアで、第338回からはYouTubeのプレミア公開機能を活用した配信を行っています。さらに2019年12月12日からは、オトバンクが運営するaudiobook.jpでも配信が開始されました。

スピンオフ番組として、井口浩之が日々の愚痴を語る短編動画『ウエストランド・井口のぐちラジ！』も配信されていました。こちらはYouTube限定で、2018年2月には1000回配信を記念した公開収録が行われました。しかし、2019年10月9日を最後に更新は停止しています。

番組の特徴

番組ではリスナーを「ソルジャー」と呼び、親しみを込めて接しています。オープニングには電気グルーヴの石野卓球さんが作曲したオリジナルジングルが流れ、番組の雰囲気を盛り上げます。ステッカーは勲章を模したデザインなど、様々なバージョンがあり不定期で変更されます。また、特に優れた投稿をしたソルジャーには『ぶちラジTシャツ』、#334からは「ぶちラジ豆絞り手ぬぐい」もプレゼントされています。投稿はラジオネームではなく「ぶちラジネーム」を使用します。

収録場所は事務所の一室や稽古場を使用しており、近所の子どもの声や救急車のサイレンなど、リアルな生活音が収録されることも番組の魅力の一つです。GYAO!では番組内容の一部が切り取られて配信されることもあります。爆笑問題の太田光さんは番組開始当初から視聴しており、「キング・オブ・ソルジャー」と呼ばれています。#274では番組に乱入するサプライズもありました。

コーナー紹介

番組には様々なコーナーがあり、リスナー参加型の企画が多数用意されています。主なコーナーとしては、「教えてウエストランド」、「そんなことあります？」、「ののしり先生」、「人間のくせに」、「ソーダコング状態」、「クイズ田中裕二」、「好きな色はなんですか？」、「29才のウエストランド」、「井口のDM」、「これいけますか？」、「河本太の保護観察」、「1巻の設定気になる系マンガ」、「ふつおた」、「二代目森泉」などがあります。他にも過去には様々なコーナーが存在していました。

公開収録

『ウエストランドのぶちラジ！』では、ほぼ毎年新宿ロフトプラスワンで公開収録が行われています。ゲストを招いて行われることもあれば、ウエストランドの2人だけで行われることもあります。公開収録の様子は、翌週の番組で一部が放送されるのが恒例となっています。

スタッフ

番組制作には、構成、企画・映像、音声・音楽、相談役、お目付役など、多くのスタッフが携わっています。

まとめ

『ウエストランドのぶちラジ！』は、ウエストランドの2人の個性が光る自由度の高い番組です。リスナー参加型のコーナーや、予測不能な展開が魅力で、長く愛される理由がうかがえます。YouTubeとPodcastで配信されているので、ぜひ一度視聴してみてください。

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