ぶったま!ピープー

『ぶったま!ピープー』

『ぶったま!ピープー』は、1983年10月16日から1984年3月25日までの間、テレビ朝日で放送されていたバラエティ番組です。毎週日曜日の11:00から11:45までの時間帯に放送されており、バラエティ番組として独特の魅力を持っていました。番組のタイトルは「ぶったまげたピープル」を略したもので、驚きや感動を持った様々な人物たちの紹介を目的としていました。

番組の概要

この番組は、様々な企画やコーナーを通じて多彩なゲストやタレントを紹介することが特徴でした。特に人気を博したのは「くりそつおなごプロレス」というコーナーで、女性タレントのそっくりさんたちによるユニークなプロレスが展開されました。観客の笑いを誘うこのプロレスは、当時の視聴者にとって新鮮で楽しめる娯楽の一つでした。

番組がコーナーを切り替える際には、オタマジャクシをモチーフにしたキャラクターたちが登場し、「♪ぶったまげ〜、ぶったまげ〜、ぶったまげたよ!!」というテーマソングを歌い上げていました。この演出は視聴者の記憶に深く残り、番組独自のアイデンティティを形成していました。

放送の地域差

ただし、放送地域にはばらつきがあり、一部の系列局では放送されなかったケースも存在しました。具体的には、朝日放送（ABCテレビ）はこの番組を放送せず、遅れネットの対応も行われませんでした。そのため、近畿地方では系列外のKBS京都が不定期に日曜14時または15時の枠で放送を行っていました。このような状況にもかかわらず、新潟テレビ21は同時ネットで番組を放送しており、番組が持つ影響力を示す形となっていました。

出演者

『ぶったま!ピープー』の司会は、山本晋也氏と杉かおり氏が務めました。また、実況を担当したのは当時のテレビ朝日アナウンサーであった古舘伊知郎氏であり、彼の独特な実況スタイルがコーナーを盛り上げていました。解説を担当したのは片岡鶴太郎氏で、彼もまた番組の雰囲気を一層引き立てていました。

まとめ

『ぶったま!ピープー』は、その名の通り視聴者を驚かせる様々な人物とコーナーで構成されていたバラエティ番組でした。多彩なキャラクターたちや独自の演出が愛され、短い放送期間ながらも日本のバラエティ番組史に名を刻んだ存在となりました。多くの人々に楽しさを提供し、今でも語り草となっています。

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