ぷれサタ!

番組『ぷれサタ!』の概要

『ぷれサタ!』は、2010年10月2日から2013年3月16日まで、東海テレビで放送された生放送の情報番組です。この番組は、名古屋発の週末エンターテイメントを提供することを目指し、地元の多様な情報を視聴者に届ける役割を果たしました。

名称の由来

番組名の「ぷれサタ!」は、さまざまな意味を込めた造語です。「place（場所）」、「pleasant（心地よい）」、「pleasure（喜び）」、「play（遊び）」、「precious（貴重な）」、「pre（先取り情報）」、「presentation（プレゼンテーション）」、「Saturday（土曜日）」という言葉から生まれており、土曜日の朝に視聴者に価値のある情報を提供したいという思いが込められています。

番組の内容

この番組は、生活タウン情報、社会ニュース、芸能・エンタメ情報という3つの柱で展開されています。具体的には、グルメや旅行、最新のスポット情報から、事件や政治、経済に至るまで、旬な情報を提供し、その内容は全国放送では取り上げられにくい名古屋ならではのローカル情報が多く含まれています。

番組の特徴は、毎週スタジオに登場するゲストコメンテーターたちです。旬のタレントや文化人、モデル、スポーツ選手など、毎回3人から5人が出演し、情報を深掘りしたり、視聴者を楽しませるスタンスをとっています。

また、「生活タウン情報」に特に力を入れており、ローカル目線での情報発信が行われています。番組のスタイルは、ただ情報を羅列するのではなく、時にはユーモアを交えたり、人情に溢れた演出をすることで、視聴者にとって心地よい時間を提供することを重視しています。

番組の司会者と出演者

初代総合司会は小田島卓生が務めており、2011年9月までのメインコメンテーターを独占していました。2011年10月からは水道橋博士（浅草キッド）と藤本晶子アナウンサーが司会を担当しました。また、選び抜かれたゲストコメンテーターたちが、毎週スタジオで情報を交えながら独自の視点を持ったコメントを寄せていました。

放送時間と制作スタジオ

放送は土曜日の午前9時55分から11時20分まで、そして2011年10月以降は9時53分からの枠で続けられました。制作には東海テレビのAスタジオが使用され、過去には『ぴーかんテレビ』のセットを一部アレンジして利用されていたことも特徴の1つです。

終了とその後

2013年の3月に放送を終了した『ぷれサタ!』は、東海テレビにおける土曜午前のローカル情報番組としての役割を果たしていました。その後、同局は土曜午前の生ワイド番組から撤退し、さらに日曜の「スタイルプラス」も2019年に終了しました。これにより、東海テレビのローカル生ワイド番組は完全に姿を消すこととなりました。

まとめ

『ぷれサタ!』は、名古屋のローカル情報を多角的に紹介し、楽しいエンターテイメントを届けた番組でした。地元に密着したそのスタイルや、豊かな情報内容は、視聴者に愛され続ける素晴らしい試みだったと言えるでしょう。

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