ほぼ日手帳

ほぼ日手帳について

『ほぼ日手帳』は、毎年新しいデザインと機能が追加される、日本で人気の手帳です。発行人は糸井重里で、2002年から継続的に販売されています。本手帳は、自由な使い方ができる点が大きな特徴であり、ユーザーは1日1ページというレイアウトを活用して自分の生活に合わせた使い方を楽しむことができます。

概要と歴史

「ほぼ日手帳」は、「ほぼ日」というブランドのオリジナル商品として販売されており、その存在は当初、糸井重里が運営する「ほぼ日刊イトイ新聞」の中での手帳の開発から始まりました。2001年にプロジェクトが発足し、同年冬には初版となる「ほぼ日手帳2002」が登場しました。当時の担当者は松本絢子さんで、彼女は「ほぼ日」の読者からのフィードバックをもとに手帳の仕様を決定しました。

この手帳は、開発開始から今日に至るまで、ユーザーの意見を反映させながら進化を続けており、特に2013年版では全国で48万人のユーザーがいることが報告されています。ロフトでの売上も常に高く、数年間にわたって手帳部門での売上1位を記録しています。

特徴

『ほぼ日手帳』の最大の特徴は「1日1ページ」の形式です。このレイアウトにより、ユーザーは自由にその日の予定や思いを書き込むことができます。また、手帳を180度開くことができる糸かがり製本が採用されており、使いやすさにも配慮されています。さらに、好みに応じて選べる多様なカバーが提供され、収納スペースも豊富です。

公式サイトでは「日別ダイアリー」「30分刻みのスケジュール」「日々の言葉」なども搭載されており、旧暦や月の満ち欠け、二十四節気などの情報も記載されています。

判型とカバー

『ほぼ日手帳』には複数の判型があり、オリジナル（A6判）とカズン（A5判）が存在します。オリジナルサイズは持ち運びに便利で、カズンサイズはより多くの内容を書くことができるため、ユーザーのニーズに応じて選ぶことが可能です。カバーはナイロン製、革製、ファブリック製と多様で、年ごとに異なるデザインが展開され、コラボレーションカバーも販売されています。

発売方法と特典

当初は「ほぼ日ストア」だけでの販売でしたが、現在では多くの店舗でも取り扱われています。購入特典として、ストアでの購入時にはオリジナル商品が付録として付いてくるなどの特典が設けられています。例えば、2011年版ではOHTOの体温計やユニのボールペンなどが付属しました。

関連商品

『ほぼ日手帳』にはオプション商品や派生商品も用意されています。カバー・オン・カバーという透明な保護カバーがあり、手帳の汚れや破損を防ぎつつ、カスタマイズも楽しむことができます。また、週間手帳や健康手帳なども展開されており、多様なニーズに応えています。

まとめ

『ほぼ日手帳』は単なる手帳ではなく、ユーザーのライフスタイルに寄り添う存在です。年々新たな特徴や改善が加えられ、より多くの人々に愛され続けています。この手帳がもたらす表現の自由は、生活のクオリティを向上させる大きな要素となるでしょう。

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