『ぽかぽか』は、2023年
1月9日より
フジテレビ系列で毎週
月曜日から
金曜日の11:50から13:50(JST)に
生放送されている
バラエティ番組です。番組はフジテレビ7階の「ぽかぽかパーク」から放送され、出演者の個性豊かなトークやコーナー、そして観覧客の参加を取り入れた新しいスタイルが特徴です。
1. 制作背景と概要
フジテレビは
2022年4月から生活
情報番組『
ポップUP!』を放送していましたが、視聴率の低迷が続き、わずか9ヶ月で終了。その後継として『ぽかぽか』がスタートしました。バラエティ制作出身の
港浩一社長が新たに就任したことも影響しており、彼はこの番組をフジテレビの開局65周年記念イヤーの第1弾として位置づけています。
番組制作においては、
鈴木善貴が制作統括として参加し、スタッフ集めや準備にあたるも、短い準備期間の中でのスタートとなりました。『まんぷく昼太郎』や『ぽかぽか』など、複数のタイトル案から新番組名が決定され、この過程は出演者の選定にも影響を与えています。
2. 主なコーナーと特徴
『ぽかぽか』では、観覧客を入れた公開形式の
生放送を行っており、これは『いいとも!』以来約8年ぶりです。オープン
スタジオから放送されるスタイルは、新たな視覚的な楽しさを提供し、観覧者とともに盛り上げることを目的としています。
しかし、番組の進行中に、内容により放送時間が短縮されることもあり、その際にはコーナーの内容も見直されました。特に、観覧コーナーやゲストトークを重視することで、視聴者に近い形でのコンテンツを提供し続けています。トークコーナー「ぽいぽいトーク」では、各ゲストに関するイメージを掘り下げ、それに基づくやりとりが行われます。
3. 視聴率と番組の反響
初回の視聴率は世帯平均3.3%とまずまずのスタートを切りますが、後に1%台にまで落ち込んでしまったこともありました。それでも、夏休み特別企画においては視聴率が上昇する傾向が見られ、内容のブラッシュアップを進めることで回復を図っています。
4. 特色ある出演者陣と運営
MC陣には
ハライチの
岩井勇気と
澤部佑が起用され、NHK出身の
神田愛花も参加しています。彼らのバランスの取れたやりとりが、番組の印象をより豊かにしています。また、各曜日ごとに異なるレギュラー陣を設けることで、視聴者に新たな楽しみ方を提供しています。
5. エンターテイメントの新しいかたちを模索
『ぽかぽか』は、既存の
バラエティ番組とは一線を画す観客参加型の要素や企画を多く取り入れ、視聴者との一体感を生み出すことを目指しています。今後も、様々なコーナーやゲストが続々登場し、ますます多様性に富んだ内容を展開していくことでしょう。注目の番組です。