ぽにきゃん!アイドル倶楽部

ぽにきゃん!アイドル倶楽部

『ぽにきゃん!アイドル倶楽部』は、2013年から2017年末まで「ニコニコ生放送」で配信された、ポニーキャニオン系列の女性アイドルたちが出演するアイドル番組です。約5年間にわたり、100回以上の放送を重ね、人気を博しました。主なMCはニッポン放送のアナウンサー、吉田尚記が務めました。また、番組の精神を引き継ぐトークイベント「アイふた」も展開されています。

番組の概要と背景

本番組は、ニッポン放送のラジオ番組『ミュ〜コミ+プラス』との連携を背景に企画され、ポニーキャニオンに所属する女性アイドルが集い、リラックスした雰囲気でトークを展開することを目指しました。放送は2013年2月4日に始まり、当初は他のメディアでは見ることができない柔らかな内容が魅力でした。さらに、同年の10月からは『古坂大魔王 ツギコレ』のアイドルコーナーも連動して放送されました。

放送形式

番組は都内のポニーキャニオン虎ノ門メディアスタジオから隔週月曜日に放送され、視聴は無料です。放送は通常18:30から20:10頃まで行われますが、参加者の紹介に時間を要するため、放送時間いっぱいまで使用することもしばしばありました。また、ニコ生公式放送とポニーキャニオンちゃんねるでの放送があり、それぞれに特徴があります。特にプレミアム会員向けには放送終了後、アイドルのみの出演による延長サービスも行われていました。

出演者

メインMCの吉田尚記は、2015年10月までは『アイドリング!!!』のメンバーがアシスタントMCとして交代で登場。以降は、全レギュラーアイドルから持ち回りでアシスタントが選出される形となりました。一次的に出演者が変動することもあり、多い時には27人のアイドルが出演しましたが、逆に少人数の回もあり、特に第107回ではMCのみの回もありました。

放送内容

番組の内容は、出演者たちのトークをメインに、彼女たちのミュージックビデオを挿入しながら進行します。最後には出演者の告知タイムが設けられ、アイドルたちが自身の活動をアピールする場となっていました。定期的に感謝祭イベントも実施され、それに伴い生配信も行われました。

過去の出演者と特別企画

最終的には、数々の人気アイドルやゲストが出演し、特別企画として工藤静香の生出演を含む24時間特番や、ポニーキャニオンの50周年を祝う生配信番組なども開催されました。特にバーチャル競技「HADO」の企画では、レギュラーも参加し、盛り上がりを見せました。

アイふたの展開

今では「アイふた」という新たな名前で、2019年からLOFT9 Shibuyaで定期的に開催されています。コロナ禍を経て、観覧型イベントが再開され、アイドルファンとの交流の機会が復活しました。これにより、『ぽにきゃん!アイドル倶楽部』の精神が今もなお引き継がれています。

まとめ

『ぽにきゃん!アイドル倶楽部』は、アイドル文化の発展に多大なる貢献をした番組であり、その温かな雰囲気や様々な企画が多くの視聴者に愛された理由です。

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