まごまご嵐

『まごまご嵐』は、2005年4月から2007年10月までフジテレビで放送された、嵐の冠番組です。土曜日の昼下がりに、彼らの様々な魅力が詰まったバラエティと紀行の要素を織り交ぜた番組として、多くのファンを魅了しました。

番組の大きな特徴は、メンバーが体を張って様々な企画に挑戦する点でした。その中でも人気を博したのが、以下のコーナーです。

嵐の一日孫になります: 嵐のメンバーが、各地の老夫婦のもとを訪れ、一日限定で孫として過ごす心温まる企画。「まごまご」という言葉には、孫と触れ合う様子と、どこか戸惑いながらも温かい交流をする様子が込められています。ボート部シリーズも人気を博しました。
中華街留学: 横浜中華街を舞台に、嵐のメンバーとゲストが中国語を学び、その成果を競い合う企画。太田光（爆笑問題）など豪華ゲストも出演しました。成績トップのメンバーには、北京語でクリスマスソングを歌うという特典がありましたが、CD化は実現しませんでした。
嵐の城下町: 女性ゲストを「お姫様」としてもてなすため、嵐のメンバーが城下町を巡り、各地のグルメや名所をプレゼンする企画。女性ゲストを喜ばせるべく、メンバーが知恵と工夫を凝らして対決しました。
嵐の突撃!!こどもの晩ゴハン: 親が不在の家庭で、嵐のメンバーが晩ご飯を作るという企画。子供たちのために、愛情を込めて料理に腕を振るうメンバーの姿が印象的でした。どちらの料理がおいしかったか、子供たちが審査しました。
* 嵐のお江戸発見伝: 江戸時代の古地図を頼りに、現在の東京の街を散策する企画。歴史と現代が交錯する東京の魅力を再発見する、知的な面白さがありました。

番組には、嵐のメンバー（大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤）がレギュラー出演し、阿部知代アナウンサーと伊藤利尋アナウンサーがナレーションを務めました。各コーナーでのメンバーの個性とチームワークが、番組を盛り上げました。

『まごまご嵐』は、2007年10月に『GRA』としてリニューアルされましたが、この番組で培われた嵐のバラエティスキルと、地域との温かい交流は、その後の彼らの活躍に大きな影響を与えたと言えるでしょう。番組を通して、多くの視聴者に笑顔と感動を届けた『まごまご嵐』は、嵐の歴史においても重要な位置を占める番組です。

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