まはら三桃

まはら三桃

まはら三桃（1966年3月3日生まれ）は、福岡県北九州市出身の日本の児童文学作家です。彼女の作品は、子供たちの心に寄り添い、勇気と希望を与えることで知られています。

経歴

まはら三桃は、2005年に「オールドモーブな夜だから」で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、翌年『カラフルな闇』と改題して刊行しました。この作品で注目を集め、その後も数々の作品を発表しています。

彼女の作品の中でも特に評価が高いのは、工業高校の女生徒が「高校生ものづくりコンテスト」に臨む姿を描いた『鉄のしぶきがはねる』です。この作品は、2011年度の坪田譲治文学賞、第4回JBBY賞を受賞しました。また、『おとうさんの手』は2011年読書感想画中央コンクール課題図書に選定され、多くの子供たちに読まれました。

現在、福岡県福岡市に在住し、創作活動を続けています。鹿児島市に在住していた頃には、鹿児島児童文学者の会「あしべ」の同人として活動していました。

作品の特徴

まはら三桃の作品は、子供たちの日常や心情を丁寧に描き出すことで、読者に共感と感動を与えます。彼女の作品には、友情、家族愛、成長、夢など、普遍的なテーマが込められており、子供から大人まで幅広い世代に支持されています。

主な著書

『魔女から電話です』（日本児童文学者協会編、偕成社）
『今日はびっくりハンバーガー』（日本児童文学者協会編、偕成社）
『カラフルな闇』（講談社）
『最強の天使』（講談社）
『名探偵はどっち?』（日本児童文学者協会編、偕成社）
『たまごを持つように』（講談社）
『おとうさんの手』（講談社）
『鉄のしぶきがはねる』（講談社）
『鷹のように帆をあげて』（講談社）
『おかあさんの手』（講談社）
『わからん薬学事始①』（講談社）
『わからん薬学事始②』（講談社）
『わからん薬学事始③』（講談社）
『3月のおはなし ひなまつりのお手紙』（講談社）
『伝説のエンドーくん』（小学館）
『風味』（講談社）
『なみだの穴』（小峰書店）
『白をつなぐ』（小学館）
『のはらキッチンへぜひどうぞ』（講談社）
『ぐるぐるの図書室』（講談社）
『ひかり生まれるところ』（小学館）
『三島由宇、当選確実!』（講談社）
『奮闘するたすく』（講談社）
『青がやってきた』（偕成社）
『疾風の女子マネ!』（小学館）
『ぎりぎりの本屋さん』（講談社）
『パパとセイラの177日間 保険外交員始めました』（ポプラ社）
『思いはいのり、言葉はつばさ』（アリス館）
『空は逃げない』（小学館）
『無限の中心で』（講談社）
『日向丘中学校カウンセラー室』（アリス館）
『零から0へ』（ポプラ社）
『日向丘中学校カウンセラー室 十人十色、1匹?色の文化祭』（アリス館）

外部リンク

まはら三桃 講談社BOOK倶楽部
平成23年度 第27回坪田譲治文学賞
まはら三桃｜著書｜小学館
まはら三桃 - 金の星社
まはら三桃 | アリス館

まはら三桃の作品は、これからも多くの子供たちに夢と希望を与え続けるでしょう。

もう一度検索