みぎわパン

みぎわパン（1964年生まれ）は、日本の漫画家、イラストレーターとして知られています。愛知県名古屋市出身であり、その作風は他に類を見ない独特な魅力を持っています。

高校卒業後、デザイン系の専門学校で学びながら、小劇団での活動や彫刻のモデルといった多様な経験を積みました。これらの経験が、彼女の作品に深みとユニークさをもたらしていると考えられます。

1985年、青林堂の漫画雑誌『ガロ』に掲載された「ぱんこちゃんになろうっ」で漫画家としてデビューを果たしました。この作品は、彼女の初期の代表作として、その後の活動の基盤となりました。

特筆すべきは、さくらももこの国民的漫画『ちびまる子ちゃん』に登場するキャラクター「みぎわ花子」の名前が、彼女から取られているという点です。これは、みぎわパンの漫画家としての活動が、他の漫画家にも影響を与えていることを示しています。



主な作品リスト：

『ぱんこちゃんになろうっ』青林堂、1986年
『ぱんこちゃん』青林堂、1990年
『乙女の大ピンチ』祥伝社（Feelコミックス）、1998年 - 日本おベンピ本舗名義



みぎわパンの作品は、その独特な世界観と、どこか懐かしい雰囲気で、多くのファンを魅了し続けています。漫画、イラストレーターとしての今後の活躍が期待されています。

参考文献：

中野渡淳一『漫画家誕生 169人の漫画道』新潮社、2006年


夫は同じく漫画家の逆柱いみりであり、夫婦で創作活動を行っています。

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