TSUTAYAコミック大賞について
TSUTAYAコミック大賞は、日本の大手書店・音楽・映像ソフト
販売チェーンであるTSUTAYAが主催する漫画賞です。この賞は、新たに注目される作品――「ネクストブレイク」をテーマにしており、ユーザーの投票のみで受賞作品が決定します。この斬新なアプローチにより、読者の意見が直接反映される仕組みが作られています。
概要
TSUTAYAのコミックレンタル店舗が1,000店を越えたことを記念して、
2017年に第1回が開催されました。初回の実施から約5年を経て、賞のスタイルは変化してきましたが、その根底にあるコンセプトは変わらず続いています。最初の2回は複数の部門がありましたが、
2019年からは「ネクストブレイク」部門のみに特化しています。
各回の実施内容
この年には、受賞作品の売上の一部を「国境なき医師団」に寄付することが発表されました。
第5回(2021年)
- - 変更点:comicspace特設サイトからのみの投票に。
- - 特別賞:新たに「comicspace賞」「ブックライブ賞」「TSUTAYAプレミアム賞」が設立。
- - 投票期間:2021年4月1日から5月16日
- - 発表日:2021年6月14日
第6回(2022年)
- - 変更点:引き続きcomicspaceからの投票。
- - 特別賞:前年同様の賞が発表された。
- - 投票期間:2022年4月1日から5月15日
- - 発表日:2022年6月21日
第7回(2023年)
- - 変更点:投票方法がTSUTAYAアプリに変更。
- - 特別賞:「ブックライブ賞」が発表された。
- - 投票期間:2023年7月10日から8月20日
- - 発表日:2023年9月27日
まとめ
TSUTAYAコミック大賞は、ただの漫画賞ではなく、読者が選ぶ次世代の作品を発掘するための大切な役割を果たしています。今年も多くの新しい才能がここから巣立つことを期待しています。読者による投票によって、今後の漫画業界を変える作品が選ばれることは、非常に意義深いことです。
外部リンク