みんなでGENSAI

みんなでGENSAI：災害に強い社会を目指して

2012年4月14日、ウェザーニューズは新スタイルの減災番組『みんなでGENSAI』をスタートさせました。ウェザーニューズが運営する24時間ライブ配信番組『SOLiVE24』内で放送され、インターネットに加え、BSデジタル放送でも視聴可能でした。

番組は、最新の気象情報や地震情報を提供することに重点を置いています。地震発生時には、ウェザーニューズの独自分析で最大震度3以上と推定された場合、または震度不明の場合、ただちに番組を中断。幕張テクノガーデンB館24階にあるウェザーニューズ・グローバル予報センターから、専門家が迅速かつ正確な情報を視聴者に届けます。

番組開始当初から、千葉県にあるCポート0号店からの公開生放送を実施。視聴者との一体感を重視した番組作りが特徴です。2012年7月22日放送の第4回では、Jリーグとのコラボ企画として、東日本大震災復興支援のスペシャルマッチが行われた県立カシマサッカースタジアムから『みんなでGENSAI with Jリーグ』を放送。サッカー観戦における防災対策をテーマに、収録形式で番組を制作しました。

番組のMCは、放送開始当初は原田健成さんと小野英美さんが務めていましたが、2012年9月1日からは、小野英美さんに代わり山岸愛梨さんがMCを担当することとなりました。宇野沢達也さんはコメンテーターとして番組を支えました。

番組内容は多岐に渡り、毎回異なるコーナーが放送されていました。代表的なコーナーとして、『10 second Mission』、『みんなでサバメシ』、『Talk LiVE GENSAI』、『減災グッズ最前線』、『ソラボタンでHigh&Low』、『みんなでやってみよう』、『ビンゴDE非常持ち出し袋』などが挙げられます。ゲストを招いてのトークや、防災に役立つグッズの紹介、視聴者参加型の企画など、バラエティ豊かな内容で防災への意識を高めることを目指していました。具体的な例として、2012年5月26日放送では、千葉県習志野市の宮本泰介市長をゲストに迎えました。

『みんなでGENSAI』は、単なる情報提供番組にとどまらず、視聴者参加型の企画や、専門家による解説を通して、防災への意識向上に貢献する試みでした。災害への備えを促し、災害に強い地域社会の実現に貢献することを目指した、ウェザーニューズならではの減災番組でした。番組は、視聴者参加型の企画を通して、防災意識の啓発にも力を入れていました。災害への備えを促すことで、安全で安心な社会の実現に貢献しようとする姿勢がうかがえます。

番組は、常に最新の情報を提供することを心掛け、災害発生時には迅速な情報伝達体制を整えていました。専門家による分かりやすい解説や、視聴者参加型の企画など、様々な工夫を通して、防災への意識を高めることを目指した、先駆的な取り組みと言えるでしょう。 2012年当時の放送内容や出演者情報は、ウェザーニューズの公式ウェブサイトなどで確認できます。 番組は、ウェザーニューズの他の防災関連番組『SOLiVE24』、『おは天』等と連携し、災害情報の提供や防災意識の啓発に貢献していました。

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