もてもてスクランブルBEGIN the OJIN

もてもてスクランブルBEGIN the OJIN



『もてもてスクランブルBEGIN the OJIN』は、1983年10月から1984年3月まで、ニッポン放送にて放送されたナイターオフ限定のワイドラジオ番組です。この番組は月曜日から金曜日の20:30から22:00までの時間に放送され、その特徴的なタイトルには当時流行していた「オジン」という言葉が用いられていました。「オジン」は「おじさん」の転訛で、番組は若々しい感覚を持つ大人たちを対象にしていました。このように、番組名の「OJIN」は、そのまま名付けられた理由として、「ヤング感覚も持った大人」を意味するとされています。

番組の背景と放送内容



もともと、この番組は月曜から金曜の20:30からの枠で、21時台には『くるくるダイヤル ザ・ゴリラ』が放送されていましたが、それに代わる形で登場しました。1983年5月に始まった『ヤングパラダイス』が22時スタートとなったため、ニッポン放送のショウアップナイターが終了するまでの間に放送されるワイド番組として位置付けられていたのです。

また、この時期以降、21時台にはナイターオフワイド番組と『ショウアップナイター』関連の番組が交互に放送される形となり、リスナーにとっては多様な選択肢が提供されることとなります。

パーソナリティの紹介



『もてもてスクランブルBEGIN the OJIN』のパーソナリティは、以下の5人の個性豊かなメンバーで構成されていました。

毎日の放送では、アシスタントとして海野尾順子氏が担当していました。

番組コーナー



番組では、多彩なコーナーが展開され、リスナーが参加できる企画も豊富でした。以下は主なコーナーの一部です。
  • - 子供よわかるか オジン・ザ・クイズ
雑学や常識を問うクイズ形式で、出場者は電話で参加し、正解ごとに1,000円の賞金が授与されました。
  • - オー!マイ・アイドル
  • - アントニオ猪木 闘魂ザ・ワールド
  • - 思春期20秒何でも発言
リスナーが20秒の間に自由に好きなことを話すセグメントです。

この他にも、特異なコーナーがあり、例えば「ハダカでこんばんは」は女性リスナーとパーソナリティが風呂に入りながら会話をするという独特な設定のもと行われました。このように、番組は多様な内容でリスナーを楽しませただけでなく、その斬新さで注目を集めました。

放送ネット



放送はニッポン放送だけでなく、他にもいくつかの局でのネットが行われており、例えば山口放送高知放送でもこの番組を楽しむことができました。

このように、『もてもてスクランブルBEGIN the OJIN』は1980年代のラジオ番組の中でも特に記憶に残る存在でした。若い世代と共に楽しむことができるユーモアあふれる内容や、多彩なパーソナリティの個性は、多くのリスナーに愛され続けています。

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