もりちよこ

もり ちよこのプロフィール

もり ちよこは、大阪府に生まれ、兵庫県神戸市で育った日本の作詞家です。日本国内だけでなく、韓国においても作詞家として活動し、広範囲に及ぶジャンルの楽曲を手がけてきました。

略歴

彼女のキャリアは、多才なコピーライターとしての活動から始まります。しかし、1990年代後半に作詞家としての道に進むことを決意しました。そのデビュー作は、1998年のNHK教育テレビ番組『おかあさんといっしょ』における楽曲『ひまわりとわたあめ』です。この作品は、当時のうたのおにいさんであった速水けんたろうによって歌われ、それ以降、彼とは『けんたろうとミクのワイワイキッズ』などで共演し続けています。

多様なジャンルにわたる作詞活動が特徴で、子供向けの歌曲やアニメソング、J-POP、歌謡曲、更にはK-POPやドラマ、映画の主題歌、CMソングに至るまで、多岐にわたっています。具体的には、平原綾香の『感謝』、堀内孝雄の『空のほとりで逢えたなら』、タッキー&翼の『僕のそばには星がある』などがあり、他にも『ありがとうが、降り積もる。』や『100℃で恋をして』といった作品も有名です。

彼女の作詞した楽曲の中には、アニメ『ケロロ軍曹』のオープニングテーマ『ケロッ!とマーチ』や、韓国のドラマ『冬のソナタ』の主題歌の歌詞も含まれています。特に、ユ・ヘジュンとのコラボレーションで制作した『チグエソ 地球の空の下で』は、NHKの人気番組で歌われました。また、韓国に進出した2007年からは、様々な韓国アーティストの楽曲に作詞を提供しています。

さらなる活動

もりは、2002年に公開された映画「きれいな涙 スピリット」では日本語版の訳詞を担当しました。その後、2006年には「サウンド・オブ・ミュージック」の製作40周年記念版DVDにて、日本語吹替詞を手掛けることになり、報告されていた日本語訳詞において全曲の日本語化を実現しています。

2008年から2012年の間には、NHK教育の『ニャンちゅうワールド放送局』の構成台本も担当しました。また、2010年には第61回NHK紅白歌合戦に登場し、自己の楽曲『ドコノコノキノコ』が取り上げられました。2013年には韓国において有名な歌手、インスニのデビュー35周年を祝うアルバム「UMBRELLA」にてタイトル曲の歌詞を手掛けました。

邦楽の舞台以外にも、もりは数多くの絵本や歌詞集も出版しています。『べじべじ〜とんがらきよしくん〜』や、『恋のスベスベマンジュウガニ』、またさかなクンとの共著による『コイシテイルカ』など、彼女の作品は視覚芸術と音楽を通し、子供たちに夢を与える内容が多く含まれています。

主な作詞作品リスト

彼女が手掛けた楽曲には、タッキー&翼の『友よ』や、山内惠介の『ありがとうが、降り積もる。』などがあり、K-POPアーティストへの提供も多く含まれています。彼女の幅広い作詞業は、ジャンルを超えて多くのアーティストからも支持され、多くのファンに親しまれ続けています。

もりちよこは、多彩な表現力を持つ作詞家として、日本と韓国での音楽シーンに大きな足跡を残している存在です。彼女の作品に触れることで、音楽だけでなく、青春や感謝の気持ちを感じられることでしょう。

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