やまもとまさみ

やまもとまさみ

やまもとまさみ（本名：山本聖実）は1974年2月21日生まれの日本のピン芸人であり、実業家でもあります。愛知県で生まれ育ち、彼の笑いの才能は早くから開花していました。最初はマセキ芸能社に所属し、その後佐藤企画を経て現在はフリーとして活動しています。2014年にはR-1ぐらんぷりで優勝し、名実ともに日本のお笑いシーンに名を刻みました。

来歴

やまもとは弥富高等学校を卒業後、交通事故がきっかけで受け取った保険金を利用して上京し、お笑いの世界を志すこととなります。俳優やコメディアンとしての夢を抱きながらも、まずは劇団のワークショップに通ったものの、過酷な内容に挫折。その後、知人の紹介でテイクイット・エージェンシーに所属し、初めて自身の作ったコントをユースケ・サンタマリアの学園祭で披露しましたが、次第にお笑い界との距離を感じました。

お笑い界への挑戦

やまもとがマセキ芸能社のオーディションで合格したのは、そんな矢先のことでした。彼は2007年にR-1ぐらんぷりの決勝に進出し6位という結果を残し、様々な経験を積む中で、2014年には7年ぶりに再び決勝に進出。その際に満票を獲得し、見事優勝を果たしました。この年は彼にとって大きな転機となり、待望のブレイクを果たしました。

成功とその後

R-1ぐらんぷりの優勝後、彼の仕事は急増しましたが、フリートークに苦手意識があったため、バラエティ番組での活躍が思うようにいかなかったことも事実です。2016年にはアプリ系企業でリーダーとしての仕事も行うようになり、仕事の幅を拡げました。

私生活では既婚で2児の父親であり、子供たちを養うために以前はバイトを掛け持ちしていた苦労人でもあります。その頃は実演販売や美容液の販売を行い、月収は40〜50万円だったといいます。

芸風と持ちネタ

やまもとの芸風は、主に一人コントを中心に展開され、独特のキャラクターを多く持っています。彼の代表的なキャラクターには、「ジェイソン君」や「修学旅行で顔に落書きされた先生」などがあり、基本的にオネエ口調で演じることが多いのが特徴です。

現在の活動

やまもとは、2021年から移動販売の「やきいも劇場」を始め、面白いアイデアを取り入れて新たな挑戦もしています。また、クレープ店のフランチャイズを経営した経験もあり、ビジネスマンとしての一面も併せ持っています。

結論

やまもとまさみは、鮮やかなコントとユニークなキャラクター、そして人生の困難を乗り越えた経験に裏打ちされた笑いの才能を持つ芸人です。多くの人に愛され続ける彼の活動に、今後も注目です。

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