やまナビ

番組『やまナビ』の概要

『やまナビ』（サブタイトル：「やまがたナビゲーション」または「yamanavi」）は、NHK山形放送局が平日夕方に放送した山形県の情報番組です。番組は地域のニュースや生活情報を取り扱いながら、視聴者に身近な話題を提供しました。特に放送開始当初から2006年3月までの間は、17:10から18:59までの109分という長時間枠で放送され、多様な内容が展開されました。

番組の構成

番組は前半と後半で構成されており、5時台の『やまナビ5時台』では料理研究家の古田久子が郷土料理を紹介したり、県内各地のライブ中継が行われたりしました。また、6時台の『やまナビTODAY』では、より詳細な地域ニュースが提供されました。特にこの後半パートでは、全国ニュースが終了した直後の地域密着な内容が人気を集めていました。

2006年4月以降、番組は改編され、17時台に『ゆうどきネットワーク』が編成されたため、やまナビは複数の番組に分けられました。それに伴い、5時台の内容は『ぷれナビ』として再編され、天気情報や地域のイベント告知などが行われるようになりました。

番組の演出とロゴ

『やまナビ』のロゴはコンパスを模したデザインで、番組の名称と「yamanavi」といった文字が組み合わさったものでした。このロゴは特にオープニング映像で目を引くものであり、視聴者の印象に残る演出が施されていました。

また、番組のテーマ曲には「母なる月山の詩」が用いられており、初期の頃は学生たちの歌声が印象的でした。後に変更された曲も、番組の雰囲気を一層引き立てるものでした。

司会とレギュラー出演者

『やまナビTODAY』のメイン司会は羽隅将一アナウンサーが務め、加藤梢キャスターや早坂由美子キャスターがサブ司会として活躍しました。これにより、視聴者は多様な視点から地域の情報を受け取ることができました。

他にも、田中秀樹や杉岡英樹などのアナウンサーがレポーターとして登場し、街の様子や特集を伝えました。これにより、番組は視聴者にとって欠かせない地域の情報源となり、多くの人に親しまれていました。

番組の終焉とその後

『やまナビ』は2007年3月30日に終了し、後に『やまがたニュースアイ』がスタートしました。この変化を経て、現在のNHK山形の夕方のニュース番組は『やままる』へと引き継がれています。

番組は地域の情報提供という役割を果たしながら、多くの視聴者に愛され続け、成長を遂げた番組でありました。その内容や演出、司会陣の活躍は、今でも多くの人々の記憶に残っています。

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