ゆないくーは、Jリーグの鹿児島ユナイテッドFCを応援するために生まれた
マスコットキャラクターです。この
キャラクターは、2015年に
鹿児島市が主催した「かごしまデザインアワード」の一環として誕生しました。当初、鹿児島ユナイテッドFCには
マスコットが存在していませんでしたが、デザインアワードでの提案をきっかけに、チームの象徴としての
マスコットの必要性が再認識されました。
このコンペティションでは、いくつかのデザインがエントリーされ、
薩摩川内市に住むイラストレーターのぽたろ氏が手がけた作品「K・U(クー)」が最優秀賞を受賞しました。このデザインを基に、ゆないくーが正式に誕生し、2017年2月26日に開催された「2017シーズン鹿児島ユナイテッドFCキックオフパーティー」でお披露目されました。イベントでは多くのファンがゆないくーと対面し、初めてその魅力を実感しました。
ゆないくーは、その明るく元気な性格で知られており、困難に直面しても決してあきらめず、鹿児島ユナイテッドFCを応援し続ける姿勢がファンに愛されています。彼の誕生日は5月23日であり、チームと同じタイミングで成長していく存在です。
さらに、ゆないくーは鹿児島ユナイテッドFCの試合や地域のイベントに参加し、多くのファンとの交流を楽しんでいます。彼の好きなものは、もちろん鹿児島ユナイテッドFCの勝利、旅、そしておにぎりです。特におにぎりは、そのシンプルさや親しみやすさからゆないくーにとって特別な存在なのかもしれません。
2019年10月には、ゆないくーをテーマにしたぬいぐるみの540体限定販売が発表されました。これは白波スタジアムで行われるホームゲームにて400体販売されたほか、残る100体はクラブ公式オンラインストアを通じて販売され、瞬く間に完売となりました。このように、ゆないくーは単なる
マスコットキャラクターにとどまらず、ファンにとって特別な存在となっています。
また、ゆないくーにはぬいぐるみだけでなく、タオルマフラーやステッカーといった様々なグッズも展開されています。これらのアイテムは、応援の場面や日常においてファンが楽しむための重要な道具となっています。
ゆないくーは、スポーツ界の
マスコットキャラクターの中でも特にユニークな存在であり、そのデザインや
キャラクター性は多くのファンに支持されています。今後も彼と共に、鹿児島ユナイテッドFCの活躍を応援していくことでしょう。