ゆる蔵、うれしいね。

ゆる蔵、うれしいね。

「ゆる蔵、うれしいね。」（ゆるぞう、うれしいね。）は、2000年9月から2004年9月まで放送されたアニラジ番組です。この番組は、愛河里花子さんと宮村優子さんの2人をパーソナリティに迎え、リスナーを楽しませる多彩なトークや企画が展開されました。番組名の通り、全体的にリラックスした雰囲気が漂い、リスナーには気軽に楽しめる内容が魅力とされていました。

このラジオ番組は、ラジオ大阪をメインに放送されており、特に当時の声優やアニメ関連の話題は多く取り上げられました。アシスタントとしては、初期は能登麻美子さんが担当し、2002年10月以降は千葉紗子さんが参加しました。この番組では、特にコーナーの多様性が印象的で、リスナーとの双方向性を大切にした企画が多数取り入れられていました。

例えば、「映画を作ろう！目指せハリウッド」というコーナーは、参加者が映画制作に挑戦するというユニークなテーマで、資金集めのアイデアを考えることから始まりました。このコーナーは後に「プロジェクトEAT&RUN 〜作って逃げろ〜」として、映画制作に向けた具体的な内容に進化。続編のストーリー案も募集されましたが、残念ながら続編は実現せず、コーナーは自然に終了しました。

また「ゆるじぇくとX」というコーナーでは、リスナーから寄せられたハガキを「プロジェクトX」のスタイルで紹介することで、ユーモアあふれる展開が見られました。さらに、「ドラゴン三姉妹」と題されたコーナーは、特定のジャンルのゲームについての意見を共有し、リスナー同士のしっかりしたコミュニティの形成に貢献しました。

「鈴木ゆる蔵総合研究所」や「鈴木萌え蔵音声研究所」など、言葉や萌えに関連した企画も展開され、多くのリスナーから熱い反応を得ました。これらのコーナーを通じて、番組は視聴者との一体感を生み出し、親しみやすさを醸し出しました。

2004年には、番組の名称が「ゆる蔵、うれしいね。＋ワン！」に変更され、新たに福井裕佳梨さんが加わり、パーソナリティが強化されることになりました。さらに、同年12月にはオーディションを経て藤平るみさんが参加し、新たな4人組が誕生しました。

放送された時間帯は、ラジオ大阪では毎週日曜日の22時から23時、他の地域でも同様の週末時間に放送され、リスナーにとっての癒しの時間とされていました。この番組はその創造的な内容とリスナー参加型のスタイルで、多くのアニラジファンに愛され続けているのです。

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