ららテラスTOKYO-BAY

「ららテラスTOKYO-BAY」は、千葉県船橋市若松に位置する商業施設です。この場所はかつて船橋市立若松小学校と中学校がありましたが、京葉線などの建設に伴い移転しました。その後、千葉県水道局船橋水道事務所が使用していましたが、それも移転し、長らく空き地となっていました。

2013年10月に千葉県から船橋市に土地が譲渡された後、「JR南船橋駅南口市有地活用事業」として、官民連携による土地活用が検討されました。2019年11月7日には、三井不動産グループが優先交渉権者に選定され、商業施設、共同住宅、広場空間などを整備する計画が進められました。

この計画のうち、B街区とD街区は「南船橋駅前商業施設計画」として、ライフスタイル型商業施設が建設されることになり、2022年11月に着工しました。そして2023年6月28日には、施設名称が「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」に決定したと発表され、同年11月29日に開業を迎えました。

施設の特徴の一つとして、建物東側に開発敷地面積の約3分の1を占める、約5,000㎡もの広大な広場「MIXI FUN PARK」が挙げられます。この広場はMIXIが命名権を取得しており、天然芝生広場と多様な中高木が配置された安らぎの空間となっています。ドッグランエリアや家族で楽しめる遊具広場があり、フードフェスやスポーツのパブリックビューイングなど、さまざまなイベントが開催可能です。幅広い年齢層の人が楽しめることを目指しています。

また、「MIXI FUN PARK」は災害時には一時避難場所としての役割も担います。船橋市とMIXIとの間で協定が締結予定で、被災者を受け入れるほか、断水時にはマンホールトイレが利用できる設備も2箇所に設置されています。

「ららテラスTOKYO-BAY」は、近隣の「ららぽーとTOKYO-BAY」や「LaLa arena TOKYO-BAY」とも連携し、地域の活性化に貢献することが期待されています。



参考資料:

* ららテラスTOKYO-BAY 公式サイト https://mitsui-shopping-park.com/lalaterra/tokyobay/

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