らんま1/2 超技乱舞篇

『らんま1/2|らんま1_2 超技乱舞篇』

概要

『らんま1/2|らんま1_2 超技乱舞篇』（らんまにぶんのいち ちょうぎらんぶへん）は、1994年4月28日にスーパーファミコン向けにリリースされた対戦型格闘ゲームです。このゲームは、1987年から1996年まで連載された人気漫画『らんま1/2|らんま1_2』を原作としています。

プレイヤーは対戦相手のライフゲージをゼロにするか、設定された制限時間内に相手のライフゲージを自分より少なくすることで勝利を目指します。特筆すべきは、オリジナルの2vs2タッグマッチモードで、ここでは選んだキャラクターを使い、途中で交代や体力回復が可能です。キャラクターの必殺技は、秘伝の隠しコマンドを入力することで強化され、各キャラクターの個性をより引き立てる仕組みとなっています。

また、登場キャラクターには原作にしか登場しなかったキャラクターもおり、彼らの声はゲーム専用の声優が担当しています。特に、ハーブというキャラクターはアニメには登場せず、彼を使用する際は特別な条件が設定されています。

ストーリー

物語は一通の手紙から始まります。手紙には、あらゆる願いを一つだけかなえることができる秘宝「黄金の招き猫」が存在することが記されています。この黄金の招き猫は、12個のパーツに分かれており、世界中に隠れています。らんまとその仲間たちは、この秘宝を完成させるために、世界各地を旅し、その道中で出会う敵たちと戦いながらパーツを集めていきます。

登場人物

本作には多彩なキャラクターが登場します。例えば、主人公・早乙女乱馬をはじめ、彼の恋人である天道あかね、邪魔者の九能帯刀、そして変幻自在のシャンプーが揃っています。特に、乱馬の父である早乙女玄馬やそのライバルである響良牙もゲームに登場し、それぞれにユニークな戦闘スタイルを持っています。そして、タッグマッチでは、最終ボスのハーブが相手となり、これを defeat することが一つの目標です。

開発スタッフ

本作の開発には、著名プロデューサーやデザイナーが参加しており、ゲームのクオリティを高めるために多くの専門家が協力しています。ゲームの音楽や音声も洗練されたもので、プレイヤーに没入感を与えています。

評価

リリース当時、ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは23点（満40点）、また『ファミリーコンピュータMagazine』では21.0点（満30点）という評価を受けました。これらの評価はいずれもゲームの内容や操作性、キャラクターの多様性などについての反応を反映しています。

結論

『らんま1/2|らんま1_2 超技乱舞篇』は、原作の魅力を十分に引き出したゲームであり、格闘ゲームファンだけでなく、原作のファンにも満足できる内容となっています。アクションとストーリー、そして豊富なキャラクターの中で、プレイヤーは多様な楽しみ方を体験できるでしょう。

もう一度検索