るるぶトラベル

るるぶトラベル：国内旅行予約サイトの進化

るるぶトラベルは、JTBグループが運営する、国内宿泊施設のオンライン予約サイトです。かつては「e-Hotel」という名称でしたが、2007年3月のサイトリニューアルを機に現在の名称へと変更されました。

17,000件を超える国内宿泊施設と提携し、幅広い選択肢を提供しています。単なる宿泊予約だけでなく、航空券やレンタカーとのセット予約が可能な「るるぶトラベルツアー」も展開しており、旅行の手配をワンストップで行える利便性の高さが特徴です。

「るるぶ.com」という名称の似た旅行予約サイトがありますが、こちらはJTBパブリッシングが運営しており、るるぶトラベルとは別会社です。JTBのウェブサイトが40～60代を主な利用者層とするのに対し、るるぶトラベルは20～40代が中心となっており、それぞれのウェブサイトで客層が明確に棲み分けられています。過去にはJTBのウェブサイトとの統合計画も発表されましたが、その後撤回されています。

多様なサービスと連携

るるぶトラベルは、時代の変化に合わせて様々なサービスを拡充してきました。2011年にはトヨタレンタカーとの連携によるレンタカー単品予約サービスを開始。2014年には日本航空（JAL）との提携により、国内宿泊予約でJALマイレージが貯まるサービスを開始し、顧客の利便性を向上させてきました。

2015年には、現地発着型のオプショナルツアー「体験・観光プラン」の販売を開始。旅行の幅を広げることで、より充実した旅行体験を提供できるようになりました。決済方法においても、2018年には国内の募集型企画旅行商品として初めてAmazon Payを導入し、決済手段の多様化にも対応しています。

また、会員制度についても進化を遂げています。2018年には、るるぶトラベル会員をJTBトラベルメンバーに統合し、るるぶトラベルポイントをJTBトラベルポイントに統合することで、ポイント管理の簡素化も図られました。

2020年には、JTBと包括的業務提携関係にあるアゴダのデジタル技術を活用したウェブサイトリニューアルを実施。最新の技術を取り入れることで、ユーザーインターフェースの改善や機能性の向上を図り、より快適なユーザー体験を提供できるようになりました。

継続的な進化

るるぶトラベルは、単なる宿泊予約サイトにとどまらず、航空券、レンタカー、オプショナルツアーなど、旅行に必要な様々なサービスをワンストップで提供することにより、旅行者の利便性を追求しています。そして、提携先との連携強化や、最新技術の導入によるサイトの改善など、常に進化を続け、時代のニーズに合わせたサービス提供に努めています。今後の更なる発展にも期待がかかります。

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