わらたまドッカ〜ン

わらたまドッカ〜ん

『わらたまドッカ〜ん』は、2017年4月3日より日本のNHK Eテレにて放送されている子ども向けのお笑い番組です。番組の目標は「日本一子どもにウケるお笑い芸人」を選ぶことで、お笑い芸人たちは漫才やコントの対決を通じて競い合います。

番組の概要

この番組では、毎回2組のお笑い芸人がパフォーマンスを行い、選ばれた80人の小学生が審査員となります。子どもたちは「面白い」と思う芸人のカゴに玉を投げ入れる方式で投票し、最初にカゴに描かれた勝利ラインに達したチームが勝者となります。グランプリの決定戦では、パイロット版では赤と青の2色の玉を使用していたのに対し、レギュラー版からは赤色の玉だけに統一されています。

番組は、2016年にパイロット版が放送され、2017年からは定期的に放送が始まりました。その後、2020年の新型コロナウイルスの影響で無観客での収録に変更され、投票ルールも改正されました。また、2022年からは毎週木曜日に放送時間の変更が行われ、2023年にはさらに別の時間に移動しました。

番組の形式

ひとつの放送回では、出演する2組の芸人が紹介され、幼少期の写真が映し出されるのが印象的です。番組内では「わらたまタイム」と称し、たま兄（声：樅野太紀）によるインタビューが展開されることが多く、ジェスチャーゲームなども行われます。

小学生の審査員は、前面に配置された2つのカゴに玉を投げ入れ、溜まった玉の数が多い方が勝者として判定されます。もし近差で勝敗がつきにくい場合には、たま兄が最終的な判断を行います。勝者には、「わらたま認定芸人」としてメダルが授与され、これには異なる勝利数に応じた称号が設定されています。

無観客になった2020年からは、ランダムで選ばれた9人の子どもがネタVTRを見て投票を行う形式に変更され、子どもたちからフィードバックがもらえる新たな試みが導入されました。

番組キャラクター

「たま兄」は番組の象徴的な存在で、子どもたちとともに楽しむ姿が印象的です。キャラクターの存在によって、番組はより親しみやすさを感じさせます。

特別番組の放送

『わらたまドッカ〜ん』は、特番も多数放送され、通常のネタ対決に加え、参加型のゲームが行われることもあります。過去には「わらたま認定芸人」や夏の特別イベントも企画され、視聴者からのリクエストも取り入れながら放送を行っています。

おわりに

このように『わらたまドッカ〜ん』は、子どもたちおよび視聴者に楽しさとエンターテインメントを提供し続けている番組です。小学生の生の反応を通じてお笑いの魅力を伝えていくこの番組は、今後さらなる進化を遂げることでしょう。

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