わんだ〜・わ〜るど

『わんだ〜・わ〜るど』は、漫画家・片岡みちるによって描かれた作品で、1991年2月号から1992年3月号にかけて講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で連載されました。連載期間は約1年2ヶ月で、全14話が掲載されました。

単行本は講談社コミックスなかよしから全2巻が刊行されています。各巻には表題作である『わんだ〜・わ〜るど』の連載話に加え、片岡みちるによる魅力的な読み切り作品が複数収録されているのが特徴です。

単行本情報詳細

第1巻: 1992年4月6日第1刷発行 (ISBN 4-06-178715-2)
収録作品: 『わんだ〜・わ〜るど』、『まじかる・みすてりー・しゅがー』、『みおちゃんちの人魚姫』
第2巻: 1992年9月5日第1刷発行 (ISBN 4-06-178728-4)
収録作品: 『わんだ〜・わ〜るど』、『渡しそびれたひとりごと』、『月夜のお茶会』、『ごぉ・とぅー・すくーる』

『わんだ〜・わ〜るど』は、片岡みちるの独特な世界観と可愛らしいキャラクターが魅力の作品です。連載当時、『なかよし』の読者を中心に人気を集めました。単行本には、表題作だけでなく、様々なテーマや雰囲気の読み切り作品が収録されており、片岡みちるの幅広い作風を楽しむことができます。

特に注目すべきは、各巻に収録されている読み切り作品群です。『まじかる・みすてりー・しゅがー』や『みおちゃんちの人魚姫』といったファンタジー要素の強い作品から、『渡しそびれたひとりごと』や『月夜のお茶会』のような日常を描いた心温まる作品まで、バラエティ豊かなラインナップとなっています。また、『ごぉ・とぅー・すくーる』のように、少しドタバタしたコメディタッチの作品も収録されており、読者を飽きさせません。

『わんだ〜・わ〜るど』は、現在では入手が難しい作品となっていますが、片岡みちるの初期の作品を知る上で貴重な一作と言えるでしょう。可愛らしい絵柄と、ファンタジー、コメディ、ドラマなど様々な要素が詰まった物語は、今読んでも十分に楽しめる魅力を持っています。片岡みちるのファンはもちろん、少女漫画好きにとっても見逃せない作品です。

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