アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険

『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』の概要

『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』（原題: Ice Age: Continental Drift）は、2012年に公開されたアメリカ製の3Dコンピュータアニメーション映画で、スティーヴ・マーティノとマイケル・サーマイヤーが監督を務めました。この作品は、人気アニメーション映画『アイス・エイジ』シリーズの第4作目にあたります。脚本にはマイケル・バーグとジェイソン・フックスが携わり、豪華な声優陣がキャラクターに命を吹き込みました。

制作背景

本作はブルースカイ・スタジオの制作によるもので、20世紀フォックスが配給を行いました。『アイス・エイジ』シリーズとしては初めてカルロス・サルダーニャが監督していない作品です。2010年1月には『ニューヨーク・タイムズ』が4作目の企画が進行中であることを報じ、5月には公式に公開日が発表されました。

同時上映として、ザ・シンプソンズの短編アニメーション「マギーの託児所大作戦」が全米公開の際に上映されました。

声の出演

本作では、レイ・ロマーノ、ジョン・レグイザモ、デニス・リアリー、クィーン・ラティファ、ショーン・ウィリアム・スコット、ジョシュ・ペック、ジェニファー・ロペス、キキ・パーマー、ピーター・ディンクレイジ、ワンダ・サイクス、ドレイク、ニッキー・ミナージュなどの有名な声優陣が参加しています。

日本語版の制作は、演出に中野洋志、翻訳に中村久世、録音に三谷佳奈美と渡邉邦昭が関わり、ACクリエイト株式会社が協力しました。

サウンドトラック

サウンドトラックはジョン・パウエルが担当し、2012年7月10日に発売されました。本作のテーマ曲には、ザ・ウォンテッドの「Chasing the Sun」が起用されており、また「We Are」という曲もあり、こちらはクィーン・ラティファ、ジェニファー・ロペス、ニッキー・ミナージュ、ドレイク、キキ・パーマーらが参加して歌唱しました。

興行収入

興行的には成功を収め、2012年9月28日までに北米で1億5866万8779ドル、その他の地域で6億8126万8614ドル、全世界で8億3993万7393ドルの収益を上げました。これにより、全世界の興行収入は歴代で30位、2012年では『アベンジャーズ』や『ダークナイト ライジング』に次ぐ3位となりました。また、アニメ映画としては同年でのトップ記録を達成し、シリーズ内では2番目に高い興行成績を記録しました。

まとめ

『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』は、愛されるキャラクターたちの新たな冒険が描かれた作品で、映像美と豪華な声優陣が特徴です。ユーモアや感動を織り交ぜながら、楽しませてくれるストーリーが展開され、多くの観客に支持されました。シリーズの魅力を引き続き感じることができる作品となっています。

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