アイビーカラー

アイビーカラー（IBECALLER）

アイビーカラーは、佐竹惇を中心に構成された音楽プロジェクトであり、2015年に大阪で誕生しました。最初は男女混合の4人組ピアノロックバンドとして活動を開始し、2016年2月には初ライブを行い、約200人の観客を動員したことで注目を集めました。その名は「アイビー（永遠の愛）」と「カラー（呼び出す者）」から取られ、愛にまつわる繊細で心温まる歌詞が特徴です。彼らは、誰もが抱く「愛する」という気持ちを音楽で強く表現し続けています。

メンバーの変遷

2023年4月には、旧メンバーであったキーボードの川口彩恵、ベースの碩奈緒、ドラムスの酒田吉博が脱退し、その後は新たなサポートメンバーと共に新体制での活動を開始しました。彼らのファンネームは「callers」であり、熱心なサポートを受けています。アイビーカラーは「TONIGHT RECORDS」に所属し、公式ファンクラブ「yours」を2024年6月から一時閉鎖することが決定しました。

音楽活動の軌跡

アイビーカラーは、数々の自主製作作品やミニアルバムをリリースしており、特に彼らの初期作品には高い評価があります。2016年には自主製作の1st E.P「トライノーム」をリリースし、その後はロッキング・オン主催の「RO69JACK 2016」にて入賞するなど、一躍脚光を浴びました。

彼らの音楽スタイルはノスタルジックなピアノロックであり、聴く人々に深い感情を呼び起こすメロディが特徴的です。また、失恋をテーマにした三部作“失うに恋”をリリースし、これに関連するイベントを開催するなど、繊細な感情に寄り添った内容の作品も多く見られます。

2021年までには、様々なライブイベントにも出演し、多くの観客を魅了しました。特にワンマンライブでは、ソールドアウトを記録するなど、その人気は確固たるものとなっています。

最新の動向

2023年には、純愛をテーマにした配信シングル「214」をリリースし、初のホールワンマンライブも行い、こちらもまたソールドアウトを達成しました。4月には、サポートメンバーを迎えた新しい体制での音楽活動を本格化させ、配信シングル「愛しい日々」をリリースしています。

また、2024年4月には6thミニアルバム「醒めぬ夢のままで」の発売が予定されており、ファンの期待が高まっています。しかし同時に、2025年2月末をもって活動休止することも発表され、今後の動向に注目が集まっています。

まとめ

アイビーカラーは、音楽を通じて多くの感情を伝えることに成功しているアーティストです。これまでの歴史を振り返りながら、新しい挑戦を続ける彼らの音楽に今後も期待していきたいと思います。

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