『アガル
アニメ』は、
2024年4月7日から毎週日曜の23時30分から放送される新しい深夜
アニメ番組枠として企画されました。これは
CBCテレビが制作し、TBS系列で放送されるものです。この枠のコンセプトは「名古屋から、日本から、世界がアガる
アニメを届ける」というもので、
アニメを通じて地域や国を越えた交流を目指しています。
歴史的背景
TBS系列では、2011年4月から
CBCテレビ制作による30分の番組枠が日曜23時台後半に設けられていました。この時間帯初の番組は『ホンネ日和』であり、以来、主に
ドキュメンタリーや
バラエティ番組が続けられてきました。しかし、
2024年の番組改編によって初めて
アニメ枠へと変更される運びとなりました。
この時、
CBCテレビ制作による全国ネットの
アニメ枠は、2003年9月に終了した『星のカービィ』以来20年半ぶりのことです。特に深夜帯においては新たな試みであり、2014年からの
CBCテレビ株式会社としての初の全国ネット
アニメ枠でもあります。さらに、今枠におけるレーベル名称の使用は、2013年放送の『
琴浦さん』以来約11年ぶりの復活となっています。
アガルアニメ Type-C
『アガル
アニメ Type-C』は、同期間中に本局のローカル編成内で放送される、日曜未明(具体的には土曜深夜)の深夜
アニメ番組の一部に新しいレーベルを付与して設定された枠です。この枠の命名は、2000年代に使用された『あにせん』枠以来となり、約11年ぶりの復活です。
2024年の6月現在では、日曜未明に放送されており、具体的には2時03分から番組がスタートし、途中での番宣を挟んで、2時39分から後半部が始まる形です。近年の連続的な番宣が挿入される形式は、2013年から2015年の「
アニメイズム」枠以来のこととなります。
放送作品
放送される作品には、アガル
アニメとそのType-Cが含まれます。各枠で放送される番組は、地上波だけでなくBS・CS放送でも視聴可能となっており、視聴者に広く
アニメを届ける体制が整えられています。また、
CBCテレビが製作に参加している作品は特に強調されています。
番宣について
アガル
アニメの番組終盤では、次回予告の前に
TBSテレビ制作と
毎日放送制作の
アニメ作品が交互に紹介される形を取っており、放送枠を上手に用いた宣伝が行われています。
このように、アガル
アニメは名古屋を拠点にしつつ、多様な
アニメ作品を全国に届ける新しい試みとして位置づけられています。視聴者にとって興味深いコンテンツが提供されることが期待されており、
CBCテレビが今後どのような作品を送り出すのか注目されます。