アクアリーナ豊橋の魅力と施設概要
アクアリーナ豊橋(あくありーなとよはし)は、
愛知県豊橋市に位置する先進的な屋内
プールと
スケート場です。この施設は、
豊橋市内の総合スポーツ公園にあり、市民に愛されるスポーツの拠点として機能しています。正式名称は「屋内
プール・アイスアリーナ」で、愛称の「アクアリーナ」は水(アクア)と競技場(アリーナ)を組み合わせた言葉です。
設立の背景
豊橋市では、長年市内に
スケート施設がなかったため、
1994年に閉鎖された豊橋スポーツセンター内の
スケート場を受け継ぐ形で、新たな
スケート施設の設立が強く求められていました。また、老朽化が進んでいた市民
プールの問題もあり、
豊橋市制施行100周年を記念として新しい屋内
プールと
スケートリンクの建設が決定されたのです。
2006年5月の開館以来、数多くの
水泳大会や
アイスホッケーの試合が開催され、さらに著名なアスリートによるアイスショーも行われています。
施設の概要
アクアリーナ豊橋は、
2003年から
2005年にかけて建設され、
2006年に開館しました。施設の構造形式はSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)で、地上2階建て、建物の高さは28.4メートル、敷地面積は約9万5837
平方メートルに及びます。延床面積は1万1601
平方メートルで、
豊橋市にとって重要なスポーツ施設となっています。
フロア構成
- - 1階 には、50メートル×10コースの可動床式プールと25メートルプールがあり、夏季には多くの市民が利用します。また、冬季にはアイススケートリンク(60メートル×30メートルの楕円形)が登場し、スケートを楽しむことができます。トレーニング室も設けられており、エアロバイクなどの運動器具が備わっています。
- - 2階 には観客席があり、固定席が2011席、車いす用スペースが10席設けられています。
市民
プールには幼児用
プールがなく、以前は近隣のシーパレスなどに頼ることが多かったですが、りすぱ豊橋の開設や市民
プールのリニューアルにより解決されました。
プールとアイス
スケートの変更には1ヶ月の準備が必要で、この期間はトレーニング室のみがオープンしています。
利用料金
アクアリーナ豊橋では、
プールと
スケートの利用料金が設定されています。
プールは大人(高校生以上)が700円、小人(6歳~中学生)が350円であり、5歳以下の未就学児は無料ですが、保護者の同伴が必要です。
スケートリンクの利用は、大人が1,300円、小人(3歳~中学生)が650円、なお貸靴の料金は300円です。トレーニング室は大人(大学生以上)が500円、生徒(中高生)は200円となっています。
開館時間とアクセス
アクアリーナの開館時間は午前9時から午後9時までで、毎週月曜日は休館日となっており、祝日の場合は翌日が休館日となります。交通アクセスは
豊鉄バスの「総合スポーツ公園」停留所から徒歩圏内で、便利なロケーションにあります。隣接する
豊橋市総合体育館と連携して、様々なスポーツイベントや交流が行われています。
まとめ
アクアリーナ豊橋は、地域のスポーツ振興に寄与する多目的な施設であり、
プールや
スケートリンクといった多様なニーズに応える環境が整っています。市民はもちろん、多くの観光客からも利用される人気スポットとして成長し続けている、
豊橋市の大切な資源です。