アグア・サルー駅

アグア・サルー駅は、ベネズエラの首都カラカスに位置する、カラカス地下鉄1号線の地上駅です。駅名であるアグア・サルーはスペイン語で「健康水」を意味し、駅の近くを流れるアグアサルー沢にちなんで名付けられました。この駅は、首都地区リベルタドル市内のラ・パストーラ区とベインテ・イ・トレス・デ・エネーロ区の境界に位置しています。

駅の構造

アグア・サルー駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎はホームを跨ぐように建設されており、南側のベインテ・イ・トレス・デ・エネーロ通り（1月23日通り）とほぼ同じ高さにあります。一方、北側のスクレ通りよりも高い位置にあり、スクレ通り方面へは階段を使ってアクセスします。

駅周辺の様子

駅の南側には、集合住宅が密集するベインテ・イ・トレス・デ・エネーロ地区が広がっています。この地区は、1958年1月23日にマルコス・ペレス・ヒメネス大統領が失脚したことに由来する名前が付けられています。

駅の北側には、スクレ通りが平行に走っており、通り沿いには商店が立ち並んでいます。スクレ通りをさらに北に進むと、アビラ山の麓まで住宅地が広がっており、市民の生活を支えるエリアとなっています。

隣の駅

アグア・サルー駅は、カラカス地下鉄1号線において、ガト・ネグロ駅とカーニョ・アマリージョ駅の間に位置しています。これらの駅を結ぶことで、カラカス市内の交通網を円滑にしています。

アグア・サルー駅は、地域住民にとって重要な交通拠点であるとともに、駅名が示すように、地域の自然とも深く結びついた存在です。駅周辺の多様な景観は、カラカスの都市生活を豊かに彩っています。

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