アグスティン・ロヘル

アグスティン・マクシミリアーノ・ロヘル・パイタ（Agustín Maximiliano Rogel Paita, 1997年10月17日 - ）は、ウルグアイの首都モンテビデオ出身のプロサッカー選手です。主にセンターバック（DF）としてプレーし、その高い身体能力と戦術理解度で、所属チームの守備を支えています。現在は、ドイツ・ブンデスリーガに所属するヘルタ・ベルリンで活躍しています。メディアによっては「アグスティン・ロジェル」と表記されることもあります。

クラブでのキャリア

ロヘルは国内リーグでプロとしてのキャリアをスタートさせました。2015-16シーズンにトップチームへ昇格し、2016年3月15日に行われたコパ・リベルタドーレスのスリアFC戦でプロデビューを果たしました。その後、2017年シーズンには国内リーグでの出場機会を得て、着実に成長を遂げました。

2018年8月30日、ロヘルは海外へと活躍の場を移し、ロシアサッカー・プレミアリーグのクリリヤ・ソヴェトフ・サマーラと4年契約を締結しました。ロシアでの挑戦を経て、更なるステップアップを目指します。

2019年7月19日、フランス・リーグアンのトゥールーズFCと4年契約を結びました。トゥールーズでは、持ち前の守備力に加え、攻撃の起点となるパスセンスも披露し、チームに貢献しました。

2022年8月31日、ロヘルはドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへ移籍。2026年までの契約を結び、新たな挑戦をスタートさせました。ヘルタ・ベルリンでは、その安定した守備と対人能力の高さを活かし、チームの勝利に貢献しています。

代表でのキャリア

ロヘルは、U-20ウルグアイ代表としても活躍しました。2016年からU-20代表でプレーし、2017年の南米ユース選手権では優勝を経験。同年には、韓国で開催された2017 FIFA U-20ワールドカップにも出場し、3位入賞に大きく貢献しました。

2022年9月には、親善試合に臨むウルグアイA代表に初招集され、同年9月23日のイラン代表戦でA代表デビューを飾りました。今後の更なる活躍が期待されています。

プレースタイル

ロヘルは、恵まれた体格と身体能力を活かした対人プレーの強さが持ち味です。空中戦にも強く、セットプレーでの守備でも貢献します。また、冷静な判断力と正確なパスで、攻撃の起点となることも可能です。リーダーシップも兼ね備えており、チームを鼓舞する存在としても期待されています。

まとめ

アグスティン・ロヘルは、ウルグアイ出身の将来有望なサッカー選手です。国内リーグ、ロシア、フランスを経て、現在はドイツのヘルタ・ベルリンで活躍しています。U-20ウルグアイ代表での優勝経験を持ち、A代表にも選出されるなど、着実にステップアップを続けています。今後の彼の活躍から目が離せません。

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