MUCCの19枚目の
シングルとして
2008年8月27日にリリースされた「アゲハ」は、ユニバーサルミュージックから発売されました。通常盤と初回限定盤の2種類があり、初回限定盤には特典DVDが付属しています。
概要
初回限定盤のDVDには、ベーシストの
YUKKEがギタリストのミヤをターゲットにした
ドッキリ企画「憧れのロックスター」が収録されており、ファン必見の内容となっています。PVの監督は
野田智雄氏が務めました。
この
シングルは、
L'Arc〜en〜Cielの
Kenさんがプロデュースを手掛けた初の作品としても注目を集めました。
MUCC側からの依頼ではなく、
Kenさんが偶然「アゲハ」のデモ音源を耳にしたことがきっかけで、自らプロデュースを申し出たというエピソードがあります。
収録曲
通常盤
1. アゲハ (4:00)
作詞:
逹瑯、作曲:ミヤ、編曲:
逹瑯・ミヤ・
Ken
Kenさんの意見が歌詞やサウンド面に大きく反映されており、アメリカツアー中に制作された楽曲です。アメリカのライブフェス「Taste of CHAOS」から影響を受け、ヘヴィメタル色が色濃く出た一曲となっています。
2. コンクリート082 (5:59)
作詞・作曲・編曲:ミヤ
ミヤさんの「ベースが目立つ曲にしたい」という意向から生まれた楽曲で、ベースラインが印象的なナンバーです。
初回限定盤
CD
1. アゲハ (4:02)
2. 青い森 (5:02)
作詞:ミヤ、作曲:ミヤ・
SATOち、編曲:ミヤ・
Ken
元々はアルバム『
極彩』の制作時期に作られた楽曲で、今回収録するにあたり大幅なアレンジが加えられました。
DVD
憧れのロックスター
「アゲハ」は、
Kenさんのプロデュースによって、
MUCCの新たな音楽性を引き出した作品と言えるでしょう。ヘヴィメタル要素を取り入れつつも、
MUCCらしい独自のサウンドが確立されており、聴きごたえのある
シングルとなっています。