アシュリー・バーンズ

アシュリー・バーンズ：不屈のストライカー

アシュリー・バーンズ（Ashley Barnes, 1989年10月30日 - ）は、イングランド出身のサッカー選手。現在はノリッジ・シティFCでフォワードとして活躍しています。激しいプレースタイルと、ゴールへの強い意欲で、常に注目を集める選手です。

クラブキャリア

初期

バーンズは幼少期、スコット・シンクレアと共にプレーし、ポールトン・ローヴァーズFCを経て、2007年3月にプリマス・アーガイルFCのトライアルに合格。18ヶ月の契約を結びました。リザーブチームで7得点を挙げた後、オックスフォード・ユナイテッドFCなどへの期限付き移籍を経験し、2009年1月にプリマスに復帰しました。

ブライトン

プリマスでの出場機会が限られたため、2010年3月にブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ期限付き移籍。その後、完全移籍を果たし、2010-11シーズンにはフットボールリーグ1で優勝。2011年4月11日のダゲナム・アンド・レッドブリッジFC戦では、チャンピオンシップ昇格を決める重要なゴールを記録。同シーズンはチーム2位の20得点を挙げました。2011-12シーズンもエースとして14得点を記録しましたが、2012-13シーズンにはボルトン戦で審判を倒し、7試合の出場停止処分を受け、クラブとサポーターから批判を浴びました。

バーンリー

2014年1月10日、バーンリーFCと3年半契約を締結。バーンリーでは、その激しいプレースタイルが再び議論を呼びました。2015年2月のチェルシー戦では、ネマニャ・マティッチへの危険なタックルが物議を醸し、ジョゼ・モウリーニョ監督から公に批判されました。2015年5月には膝の重傷を負い、翌シーズンを棒に振るなど苦難も経験しましたが、2017-18シーズンにはクリス・ウッドとのコンビでチームを牽引し、バーンリーの7位躍進に貢献。2019年11月には契約を2022年6月まで更新しました。

2021年1月21日のリヴァプール戦では、キャリア通算100ゴール目を挙げ、1-0で勝利。この勝利は、リヴァプールのリーグ戦ホーム無敗記録を68試合でストップさせ、1974年以来となるアンフィールドでの勝利となりました。2023年4月7日のミドルズブラ戦では、プレミアリーグ昇格を大きく引き寄せる先制点を挙げ、最終戦となったカーディフ・シティ戦でもゴールを決め、ファンに別れを告げました。

ノリッジ・シティ

2023年5月17日、バーンリー退団後、ノリッジ・シティFCへの加入を発表。背番号はバーンリー時代と同じ「10」に決定しました。

代表キャリア

イギリス人の両親のもとに生まれたバーンズは、オーストリア代表としての出場資格を得ることを目指しました。2008年にはU-20オーストリア代表としてデビューも果たしましたが、その後、オーストリアサッカー協会との連絡が途絶え、イングランド代表への意欲も示しました。2019年にはオーストリア国籍取得を申請するも却下され、オーストリア代表としての道は閉ざされました。

タイトル

ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン

フットボールリーグ1：2010-11

バーンリーFC

フットボールリーグ・チャンピオンシップ：2015-16, 2022-23

アシュリー・バーンズは、そのキャリアを通して、常に情熱と献身をもってプレーしてきました。これからも、ノリッジ・シティで彼の活躍から目が離せません。

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