アジアと日本の平和と安全を守る全国フォーラム

アジアと日本の平和と安全を守る全国フォーラム

「アジアと日本の平和と安全を守る全国フォーラム」は、2011年に設立された日本の団体で、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の関連組織です。このフォーラムは、安保法制の強化を目指し、主に緊急事態基本法の制定を進める活動を行っています。

設立の経緯

フォーラムの設立に至る経過は、2011年の半ばから始まりました。当時、世界平和統一家庭連合の関係者たちが「アジアと日本の平和と安全を守る」ことをテーマにした全国規模の大会を開催するようになり、これが集まったメンバーの意見や目的を一つにまとめるために設立されたものです。

初代の会長には、元陸上自衛隊西部方面総監で参議院議員の堀江正夫氏が就任しました。堀江氏は、1977年の参院選において国際勝共連合の支援を受けて初当選しており、政治活動においても深い関わりを持っています。また、事務総長には横田浩一氏が就任しており、彼も国際勝共連合および世界平和連合の役職を兼任しています。

全国大会の開催

2011年12月1日には、東京都大田区の区民ホールアプリコで「アジアと日本の平和と安全を守る全国大会」が開催されました。この大会には、国際勝共連合、世界平和連合、平和大使協議会が後援し、日本統一教会の会長である梶栗玄太郎氏が実行委員長を務めました。メインスピーチは文鮮明の四男である文國進氏が行い、政治的な影響力がある議員たちも壇上から挨拶を行いました。

地方政治との連携

フォーラムの支部は全国各地に存在し、地元議会に対して緊急事態基本法の制定を求める陳情書を提出しています。具体的には、元衆議院議員の青山丘氏や多くの地方議会議員の名前が、各支部から提出された陳情書に記載されています。実際に、大田原市や長野市、上田市などの議会では、これらの陳情書が採択されています。

イメージの変化

2022年9月には、自民党の茂木敏充幹事長が、党所属の国会議員の約半数に統一教会との接点があることを示唆しました。これに伴い、「アジアと日本の平和と安全を守る全国フォーラム」は公式ウェブサイトを閉鎖せざるを得なくなりましたが、団体としての活動は続けています。現在の会長は元航空総隊司令官の大串康夫氏です。

所在地

このフォーラムの本部は、東京都新宿区の成約ビル内に位置しており、その所在地は次の通りです。

• - 所在地：東京都新宿区新宿5-13-2 成約ビル2F
• - 建物規模：地上5階

この組織は、日本国内の平和と安全を確保し、国民が安心して生活できる社会の実現を目指しています。

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