アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー資格

AFP資格（アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー）とは

AFP（アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー）資格は、特定非営利活動法人である日本ファイナンシャル・プランナーズ協会（日本FP協会）が認定する資格です。この資格は、ファイナンシャルプランニングに関する専門知識と能力を持つことを証明するものです。

資格の概要

AFP資格は、2年ごとの更新制であり、更新の際には所定の継続教育を受ける必要があります。これは、常に最新の知識を保持し、質の高いサービスを提供するためのものです。

受験資格と認定要件

AFP資格の認定を受けるためには、以下の要件をすべて満たす必要があります。

1. 日本FP協会認定のAFP認定研修の修了：日本FP協会が認定した教育機関で、指定された科目を履修する必要があります。研修は、通学または通信形式で受講可能です。
2. AFP資格審査試験（2級ファイナンシャル・プランニング技能検定）の合格：この試験は、日本FP協会だけでなく、金融財政事情研究会でも実施されています。どちらの団体の試験でも、AFP資格審査試験としての効力があります。
3. 日本FP協会への登録：上記の要件を満たした後、日本FP協会に登録することで、AFP資格が認定されます。

これらの要件を満たす順序は問われません。

AFP認定研修の詳細

AFP認定研修では、以下の科目を履修し、提案書を提出して一定水準以上の評価を得る必要があります。

• - 必要科目: 8科目（68単位以上）

- FP基礎
- 金融資産運用設計
- 不動産運用設計
- ライフプランニング・リタイアメントプランニング
- リスクと保険
- タックスプランニング
- 相続・事業承継設計
- 提案書の作成

資格取得後の称号

AFP資格を取得すると、「アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー」の称号を使用することができます。

試験実施日と試験会場

AFP資格審査試験は、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定を兼ねています。

資格の沿革

• - 1992年5月：CFP®資格制度導入に伴い、会員ファイナンシャル・プランナー資格がAFPに移行しました。
• - 1999年11月：初の全国統一会場試験が、全国49都市で実施されました。

資格更新について

AFP資格は、2年ごとに更新が必要です。更新のためには、以下の継続教育要件を満たす必要があります。

1. 15単位以上の取得：所定の継続教育講座を受講し、15単位以上を取得する必要があります。
2. 3科目以上の履修：以下の科目の中から3科目以上を履修する必要があります。
- FP実務と倫理（必須科目）
- 金融資産運用設計
- 不動産運用設計
- ライフプランニング・リタイアメントプランニング
- リスクと保険
- タックスプランニング
- 相続・事業承継設計

継続教育を通じて、最新の知識やスキルを維持し、顧客への質の高いサービス提供を継続することが求められます。

関連情報

• - 日本の法律・会計に関する資格一覧 (例)
• - AFPとは？

もう一度検索