アメリカズゲーム 〜スーパーボウルチャンピオンズ〜

『アメリカズゲーム 〜スーパーボウルチャンピオンズ〜』は、NFLフィルムズが製作したスーパーボウルをテーマにしたドキュメンタリー番組です。

NFLネットワークとCBSで放送され、第1回から第46回までのスーパーボウルチャンピオンチームに焦点を当てています。番組では、当時の試合の映像や音声に加え、選手やコーチへの新たなインタビューを収録。アーニー・アコーシとリック・ダルリンプルを除く出演者は、すべて選手またはコーチです。また、各エピソードのナレーションをハリウッドスターが務めているのも特徴です。

2007年には、スポーツ・エミー賞で3部門を受賞しました。

番組の構成

2007年2月4日の第41回スーパーボウルを前に、過去40回のチャンピオンチームの中から、53人の識者によって選ばれた歴代最強20チームが紹介されました。2006年11月からNFLネットワークで18エピソードが放送され、最後の2エピソードは第41回スーパーボウルの前日にCBSスポーツで放送されました。残りの20チームのエピソードは、2007年2月から4月のオフシーズンに放送されました。その後、2007年のNFL開幕前日に第41回スーパーボウルのエピソードが放送され、第42回から第46回スーパーボウルのチャンピオンについても同様に放送されています。

スピンオフ作品

2008年9月18日からは、スーパーボウル出場を逃したチームに焦点を当てたスピンオフ作品「America's Game: The Missing Rings」が5作品制作されました。

海外での放送

2007年8月にはSky Sportsで放送されたほか、メキシコ、カナダ（The Sports Network）、日本（GAORA）でも放送されています。

NFLネットワークが選ぶ歴代スーパーボウルチャンピオン

1972年のドルフィンズ（第7回）
1985年のベアーズ（第20回）
1978年のスティーラーズ（第13回）
1989年の49ers（第24回）
1992年のカウボーイズ（第27回）
1966年のパッカーズ（第1回）
1975年のスティーラーズ（第10回）
1984年の49ers（第19回）
2004年のペイトリオッツ（第39回）
1976年のレイダース（第11回）
1977年のカウボーイズ（第12回）
1998年のブロンコス（第33回）
1986年のジャイアンツ（第21回）
1991年のレッドスキンズ（第26回）
1971年のカウボーイズ（第6回）
1996年のパッカーズ（第31回）
1994年の49ers（第29回）
1969年のチーフス（第4回）
1999年のラムズ（第34回）
1983年のレイダース（第18回）

番組への反応

自身が率いたチームが20位にランクインしたトム・フローレスは、オークランド・レイダースの公式サイトで、自身のチームは歴代5位以内に入ると反論しました。

2006年12月21日、NFLトータルアクセス・オン・ロケーションの番組内で、マーシャル・フォークは、自身の所属していた1999年のセントルイス・ラムズが史上最強チームであると述べました。また、ディオン・サンダースは、1994年の49ersと1995年のカウボーイズは共に歴代トップ10に入るべきであり、2000年のレイブンズはトップ5に入れるべきだと語りました。

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