アルゼンチン音楽映像事業者会議所

アルゼンチン音楽映像事業者会議所（Cámara Argentina de Productores de Fonogramas y Videogramas、略称CAPIF）は、国際レコード産業連盟（IFPI）のアルゼンチンにおける下部組織であり、同国の音楽産業を代表する重要な機関です。多国籍企業から独立系レーベルまで、幅広い会員で構成される非営利団体として、アルゼンチンの音楽文化の発展に貢献しています。

ゴールドディスク認定

CAPIFは、1980年1月にゴールドディスクおよびプラチナディスクの認定を開始し、音楽作品の売上実績を評価する基準を設けました。これらの認定は、アーティストの成功を測る指標として、また音楽業界全体の活性化に繋がるものとして重要な役割を果たしています。

1980年末までの認定基準

1980年1月から2000年末までの期間において、CAPIFは以下の基準でゴールドディスクとプラチナディスクを認定していました。

シングル
ゴールド: 50,000枚
プラチナ: 100,000枚
アルバム (Long plays & cassettes)
ゴールド: 30,000枚
プラチナ: 60,000枚
ダイアモンド: 500,000枚
コンピレーション・アルバム
ゴールド: 100,000枚
プラチナ: 200,000枚

2001年以降の認定基準

2001年1月、CAPIFは認定基準を改定し、特にアルバムの認定枚数に大きな変更を加えました。これにより、より現代の音楽市場の実態に即した評価が可能になりました。

アルバム
ゴールド: 20,000枚
プラチナ: 40,000枚
ダイアモンド: 250,000枚

2001年以降、コンピレーション・アルバムは認定の対象外となりました。また、シングルの認定もアルゼンチンでは廃止されています。

CAPIFによるゴールドディスク認定は、アルゼンチンの音楽業界における重要な指標であり、音楽文化の発展に大きく寄与しています。認定基準の変更は、時代の変化に対応し、より正確な市場の動向を反映させるためのものであり、今後の音楽業界の発展に貢献することが期待されます。


外部リンク

* Official website (スペイン語)

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