アルバロ・メヒア

アルバロ・メヒア・ペレスは、1982年1月18日スペインのマドリードで生まれ、主にセンターバックとして活躍した元サッカー選手です。

レアル・マドリードでの初期

1993年にラス・ロサスCFに入団後、1998年に名門レアル・マドリードの下部組織へ引き抜かれました。フニオルCチームから着実にステップアップし、フニオルB、フニオルAと昇格を重ね、2001年にはレアル・マドリードCに、翌年にはレアル・マドリードBへと昇格を果たしました。

2004年1月21日、ついにトップチームデビューの機会が訪れます。ホームで行われたビジャレアルCF戦にフル出場し、2-1での勝利に貢献しました。さらに、同年3月3日にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のバイエルン・ミュンヘン戦にもフル出場し、強豪相手に無失点に抑えるという活躍を見せました。この活躍が評価され、2003-04シーズン終了後にはクラブとの契約を2010年まで延長しました。

しかし、2004-05シーズンは出場機会が限られ、5試合の出場にとどまりました。2005-06シーズンも、当初はイバン・エルゲラの控えという立場でしたが、フアン・ラモン・ロペス・カロ監督の就任後にはレギュラーの座を掴み、17試合に出場しました。2005年10月29日のレアル・ベティス戦では途中出場からすぐに、レアル・マドリード在籍期間中唯一となる得点を記録しました。2006年夏にファビオ・カンナヴァーロが加入すると、再び出場機会は減少し、2006-07シーズンは429分の出場にとどまりました。

レアル・ムルシア、そして海外へ

2007年7月、メヒアはプリメーラ・ディビシオンに昇格したばかりのレアル・ムルシアと4年契約を結びました。2007-08シーズンの開幕戦、レアル・サラゴサ戦でデビューを飾り、初得点も記録しました。このシーズンはレギュラーとして活躍しましたが、チームは降格という結果に終わりました。その後もレアル・ムルシアでプレーを続けましたが、チームは下位に低迷し、2009-10シーズン終了後にはセグンダ・ディビシオンB（3部）への降格を経験しました。

2010年7月30日、メヒアはフランス・リーグ・アンに昇格したばかりのACアルル・アヴィニョンと1年契約を結び、海外でのプレーをスタートさせました。かつてレアル・マドリードでもチームメイトだったフランシスコ・パボンなどとセンターバックのコンビを組み、12試合に出場しました。

2011年1月にはACアルル・アヴィニョンとの契約を解除し、トルコ・シュペルリガのコンヤスポルへ移籍。さらに、2012年7月13日にはスペインに戻り、UDアルメリアに1年契約で加入しました。

タイトル

レアル・マドリード
リーガ・エスパニョーラ: 2006–07
スーペルコパ・デ・エスパーニャ: 2003

アルバロ・メヒア・ペレスは、レアル・マドリードの下部組織出身としてトップチームデビューを果たし、その後も様々なクラブで活躍したセンターバックでした。安定した守備と、時折見せる攻撃参加でチームに貢献しました。

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