アルフレド・モラレス

アルフレド・モラレス

アルフレド・モラレス（Alfredo Morales 、1990年5月12日 - ）は、ドイツ・ベルリン出身のプロサッカー選手。元アメリカ代表。
ニューヨーク・シティFC所属。ポジションはミッドフィールダー。

経歴

生い立ち

ペルー・チンボテ出身でアメリカ国籍の父とドイツ人の母との間に生まれた。

クラブ

2008年11月、レギオナルリーガに所属するヘルタ・ベルリンのリザーブチームでプロデビュー。その才能を示し、2010年にはトップチームの夏季キャンプに参加する。
ラファエルの負傷離脱という状況の中、2010年12月5日のTSV1860ミュンヘン戦でトップチームデビューを果たす。しかし、試合は0-1で敗北。

2013年5月17日、FCインゴルシュタット04と2年契約を締結。2013-14シーズンの開幕戦、FCエルツゲビルゲ・アウエ戦にスタメンとして出場するも、80分に退場処分を受けるという苦い経験も。

2018年5月16日、フォルトゥナ・デュッセルドルフへ移籍。

2021年4月17日、ニューヨーク・シティFCへ移籍し、現在に至る。

代表

モラレスは、出生地のドイツ、父親の出身地であるペルー、そして市民権を持つアメリカの代表を選択する権利を持っていた。

当初、モラレス自身は父親の出身地であるペルー代表を選ぶことを検討しており、当時のペルー代表監督、セルヒオ・マルカリアンも招集に前向きであった。

しかし、2011年11月にはアメリカ代表に初招集。2013年1月29日に行われたカナダとの親善試合で75分から途中出場し、アメリカ代表としての初キャップを記録した。

2015年7月13日、2015 CONCACAFゴールドカップのパナマ戦で公式戦に初出場を果たした。

プレースタイル

中盤でのボール奪取能力が高く、豊富な運動量でチームに貢献する。攻撃の起点となるパスセンスも持ち合わせている。

人物

複数の国の代表資格を持つという特異な経歴を持つ。最終的にアメリカ代表を選択したが、ペルーへの愛着も常に持ち続けている。

脚注

Alfredo Morales - fussballdaten.de （ドイツ語）
Alfredo Morales at worldfootball.net

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