アルメン・バグダサロフ

アルメン・バグダサロフは、1972年7月31日にウズベキスタンのタシュケントで生まれた柔道選手です。主に86kg級から100kg級で活躍し、身長は190cmと恵まれた体格の持ち主でした。

競技成績

バグダサロフは、1993年の世界選手権86kg級で5位入賞を果たし、国際舞台で頭角を現しました。準決勝では中村佳央に敗れたものの、その実力は十分に示されました。

1996年のアトランタオリンピックでは、決勝で全己盈に敗れはしたものの、見事銀メダルを獲得しました。これはウズベキスタン柔道界にとって大きな快挙となりました。また、アジア選手権では1996年と1999年に優勝し、アジアの舞台でもその強さを発揮しました。

2000年のシドニーオリンピックでは、100kg級に出場しましたが、初戦で敗退という結果に終わりました。

引退後

現役引退後、バグダサロフは柔道界の発展に貢献しています。2014年現在は、IJF（国際柔道連盟）のスポーツ理事、およびアジア柔道連盟の理事を務めています。

主な戦績詳細

86kg級

1992年 - ヨーロッパジュニア　3位
1993年 - 世界選手権　5位
1994年 - ロシア国際　優勝
1995年 - ロシア国際　優勝
1995年 - アジア選手権　3位
1996年 - アトランタオリンピック　2位
1996年 - アジア選手権　優勝
1996年 - 嘉納杯　3位

100kg級

1998年 - アジア大会　2位
1999年 - 嘉納杯　5位(90kg級)
1999年 - アジア選手権　優勝(90kg級)
1999年 - ユニバーシアード　2位(90kg級)
2000年 - フランス国際　3位
2000年 - アジア選手権　3位
* 2001年 - フランス国際　3位

バグダサロフは、選手として輝かしい成績を残すだけでなく、引退後も柔道界の発展に尽力している人物として、高く評価されています。

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