アレクサンダル・プリヨヴィッチ

アレクサンダル・プリヨヴィッチ：不屈のストライカー、その軌跡

アレクサンダル・プリヨヴィッチ（Aleksandar Prijović）は、1990年4月21日にスイスのザンクト・ガレンで生まれたプロサッカー選手です。セルビア代表としても活躍し、現在はウェスタン・ユナイテッドFCに所属、ポジションはFWを務めています。

クラブでのキャリア

プリヨヴィッチはFCザンクト・ガレンの下部組織で育ちましたが、プロ契約を結ばずに16歳でイタリアのパルマFCへ移籍しました。2008年4月27日にはレッジーナ・カルチョ戦でプロデビューを果たします。

2008年8月7日、イングランドのダービー・カウンティFCにトライアルを経て加入。しかし、2008-09シーズン終了後にはMSVデュースブルクやオーデンセBKのトライアルに参加するも、契約には至りませんでした。2010年2月1日、スイスのFCシオンに加入し、2013年7月1日に契約満了で退団。

2013年8月15日、スウェーデンのユールゴーデンIFと2年半の契約を締結。その後、2015年7月9日にはポーランドのレギア・ワルシャワへ移籍しました。

2017年1月16日、ギリシャのPAOKテッサロニキが190万ユーロでプリヨヴィッチを獲得。2019年1月にはサウジアラビアのアル・イテハドへ移籍し、2021年10月15日、オーストラリアのウェスタン・ユナイテッドFCへ活躍の場を移しました。

代表でのキャリア

当初、プリヨヴィッチはセルビアの年代別代表としてプレーしていましたが、U-20からスイス代表へ変更。しかし、2017年2月にはセルビア代表への再変更が可能かFIFAに問い合わせ、翌3月に変更が認められました。

2017年10月9日、2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選最終戦のジョージア戦で、アレクサンダル・ミトロヴィッチのクロスを頭で決め、チームを2大会ぶりのワールドカップ出場に導く大きな貢献を果たしました。

代表歴

2018 FIFAワールドカップ (セルビア代表)
国際Aマッチ：13試合出場、2得点 (2017年-2019年)

タイトル

クラブ

FCシオン
スイス・カップ (1): 2010–11
レギア・ワルシャワ
エクストラクラサ (2): 2015–16, 2016–17
ポーランド・カップ (1): 2015–16
PAOKテッサロニキ
キペロ・エラーダス (2): 2016–17, 2017–18
ギリシャ・スーパーリーグ (1): 2019

個人

* ギリシャ・スーパーリーグ得点王 (1): 2017–18


豊富な経験と実績を誇るプリヨヴィッチは、その得点能力と献身的なプレーで、これまで数々のクラブと代表チームに貢献してきました。今後の活躍にも目が離せません。

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